出版社/著者からの内容紹介
このまま一生何もせずに終えることはできない――。
「現実」を怖れ、逃げ続けてきた男が、42歳にして初めて挑む。
やるぞ、献血、合コン、部屋探し、そして遂にプロポーズ!
内容(「BOOK」データベースより)
「現実」を怖れ、逃げ続けてきた男が、42歳にして初めて挑む。やるぞ、献血、合コン、部屋探し、そして遂にプロポーズ。
内容(「MARC」データベースより)
「現実」を怖れ、逃げ続けてきた男が、42歳にして初めて挑む。やるぞ、献血、合コン、部屋探し、そして遂にプロポーズ! 『小説宝石』に掲載された「ふるふる初体験」を単行本化。
出版社からのコメント
歌人・エッセイストとして活躍しているだけでなく、詩集も童話も短歌入門書も翻訳書も発表し、会社員として総務課長まで務めているにもかかわらず、穂村弘の「人生の経験値」は、異常なほど低かった――。
自称「極端に臆病で怠惰で好奇心がない性格」ゆえに、結婚も離婚もしたことがなく、子供もいなければ独り暮らしをしたこともない。骨折も手術も経験がないし、ソープランドにも海外旅行にも行ったことがない。
そんなないない尽くしの穂村氏が、必死の思いで立ち向かう「現実」の数々を綴った、現実と非現実のあわいを漂う一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
穂村 弘
歌人、翻訳家、エッセイスト。1962年札幌生まれ。北海道大学中退、上智大学英文学科卒業。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー、斬新な視点と言葉遣いで短歌界に衝撃を与える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
歌人、翻訳家、エッセイスト。1962年札幌生まれ。北海道大学中退、上智大学英文学科卒業。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー、斬新な視点と言葉遣いで短歌界に衝撃を与える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
四〇歳を超えてから、初めて合コンというものに参加する人間は、この世に何人くらいいるのだろう。
「とんでもなく惨めなことになりはしないか」と、私はお腹を撫でながらひとりごとを云った。
何故、お腹を撫でているのか。
痛いのである。
何故、お腹が痛いのか。
お臍のゴマを耳かきで取ったら痛くなってしまったのだ。――本文より
「とんでもなく惨めなことになりはしないか」と、私はお腹を撫でながらひとりごとを云った。
何故、お腹を撫でているのか。
痛いのである。
何故、お腹が痛いのか。
お臍のゴマを耳かきで取ったら痛くなってしまったのだ。――本文より