「現実」を怖れ、逃げ続けてきた男が、42歳にして初めて挑む。
やるぞ、献血、合コン、部屋探し、そして遂にプロポーズ!
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
巧妙なセミ・ドキュメンタリー,
By
レビュー対象商品: 現実入門 (単行本)
本屋で赤と白の目立つ表紙が目を惹いたのは確かだが、さらに手にとってみようと思ったのは、副題に「ほんとにみんなこんなことを?」とちょっと頼りない手書きがあったからだった。この言葉はかなり効いていると思う。好奇心を羽根で下から撫でられたような気がしてむずむずした。穂村氏のことは知らなかったが、短歌を詠む人なのか、何気ない言葉の持つ匂いというか、個性を分っている人だと思う。さて、内容は他の評者達が述べているように、穂村氏が今までの人生でやらずにいたことをやっていこうという企画である。献血にはじまり、人生の一大イベントで終わるこのラインナップは、帯でネタバレしていることを疑問視する評者もいるが、その最後がどうなるかを期待して読むことができるために、逆に私は評価したい。おそらく、もしその展開があることを知らなかったら、途中で読むのを止めていただろうから。 しかし、全てを読み終えて、つまり、「あとがき」まで読み終えて、ええっ?て思ってWEBで確認までしてみると、著者の周到さのようなものが突然立ちあがってくる。今まで本当だと思って読んでいたものは実は非常に巧妙に作りこまれた「セミ・ドキュメンタリー」なのか、それとも全てが嘘なのか、そんな混乱に陥ること請け合いである。そのときの著者の印象はダメ男ではなく、サービス精神に溢れた実に知的な男性である。疑うなら、自分で読んでみるといい。多分わたしたちはみんな穂村氏に騙されているよ。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
面白すぎます,
By
レビュー対象商品: 現実入門 (単行本)
~穂村さんの世界音痴ぶりがどのように続いていくのか、楽しいような、心配なような気分で読みました。が、現実にひとつひとつチャレンジしていくうちに、な、なんと、見事な現実生活をつかんでしまうんですね! うーん、やられました。 でも素晴らしい。 素直におめでとう、と言いたいです。 でもまだまだやっていない事が世界にはたくさんありますから~~、次回作を楽しみにしています。~
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一体どこまでが本当??,
By
レビュー対象商品: 現実入門 (単行本)
穂村さんがこれまで体験してことのない「現実」をつづる体験記録エッセイ。しかしこれ、一体どこまでが本当なのでしょうか?意外とほとんどウソなのかも…とか疑いながら読むのも面白かったです。後ろ向き、弱気もここまでくると立派に「主義・主張」だな~と思いつつ電車の中で笑いをこらえて読みました。でも、ことごとく現実に拒まれる穂村さんがやっぱりちょっと切なかった。 長嶋有さんの小説が好きな方は、きっと穂村さんの短歌もエッセイもすごく好きなのではないでしょうか?長嶋さん自身が「アンアン」でこの本をオススメなさってました。私もオススメします☆
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|