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現実の社会的構成―知識社会学論考
 
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現実の社会的構成―知識社会学論考 [単行本]

ピーター・L. バーガー , トーマス ルックマン , 山口 節郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,045 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

小社発行の『日常世界の構成』は、社会学の学生・研究者必読の基本文献として25年の長いあいだ、年々版を重ねてきました。紙型の疲労が激しいことからこのたび版を新たに起こすにあたって、訳文をさらに洗練し、書名も原著どおりに改めました。「ソーシャル・コンストラクション・オブ・リアリティ」ということばとアイディアが、原著の世界的評価とともにわが国でも広く定着してきたことを考慮したものです。

内容(「BOOK」データベースより)

知識と現実の弁証法的な関係に“社会的なるもの”の核心をとらえ、現代社会学の底流を方向づけた画期作。

登録情報

  • 単行本: 328ページ
  • 出版社: 新曜社; 新版 (2003/2/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4788508397
  • ISBN-13: 978-4788508392
  • 発売日: 2003/2/20
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
私たちが体験する「現実」が、相互の主観のもたれあいからいかに作られていくかを描いた古典。広く言えば現象学的社会学の範疇に入るが、それにとどまらずデュルケム、マルクス、ウェーバーなども折衷する形で議論しており、社会学を勉強したい人には有益な本。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 古本屋A トップ1000レビュアー
形式:単行本
本書は、現象学的社会学の祖シュッツのより原理論的な著作よりも、もっと直接に社会のあり方を自身の立場からスケッチした著作。確かにそれまでの「社会学」とはかなり趣が異なる。一口に言って、コント以来意識的にも無意識的にも社会学を束縛してきた「自然科学のように厳密でありたい」という願いとも、意欲とも、コンプレックスとも取れるような無骨さが全く無い。優れた哲学や思想の書物が、「自身のスタイル」で縦横に描いたような自在さをもった作品だ。意識と社会、知識と現実、行為と世界、を何とか描き出そうとするその姿勢は、結果的にヘーゲルの「精神現象学」やサルトルの「弁証法的理性批判」を髣髴とさせる。それは、まさに従来の「社会学からの逃走」とも思えるほど「自由」だ。Hegel〜Contra Sociologyという本で、カント〜新カント派的なスタンスが社会学の視座を拘束してその限界の原因であることが指摘されていたが、本書はまさにそれを良い意味で示したようだ。本書を皮切りに新しい「社会学」が構想されたわけだが、しかし、残念ながら、いまでは「現象学的社会学」は存在しない。本書の応用編は「故郷喪失者たち」などバーガーの何作品かで展開されたが、本書を凌駕、発展させた実例は遂に見ることはできなかったと思う。なお、この学派は、決して「フッサール的な現象学」だとは思えない。知識社会学の可能性を示したまま尚今後の展開を促しうる良書だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Bibliothekar トップ1000レビュアー
形式:単行本
知識社会学はカール・マンハイムに始まる。その後シェーラーをはじめ現象学的社会学者や哲学者がさまざまに知識社会学の基礎付けに奔走する。知識社会学はマルクスのイデオロギー批判に起源を持つがゆえに、社会思想史的アプローチによる基礎付けがなされてきた。しかし認識にかかわるのは個々人であり、個々人の認識形成を社会的に検証しない限り、精確な検証とはいえない。この難問を検証しつつ、定式化したのが本書である。

従来のフランクフルト学派にありがちがなイデオロギー批判のための社会思想史的分析を排除し、現象学的な近く作業分析から知の概念形成過程をさまざまな視点から検証した労作で、ミシェル・フーコーの「知の考古学」にも通底する面ももつ。地味だが基本的で重要な文献である。
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