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現場に神宿る―千日デパートビル火災/被災テナントの闘い
 
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現場に神宿る―千日デパートビル火災/被災テナントの闘い [単行本]

中坊 公平 , 松和会
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 中坊公平、久々の著作!
 
 拝金主義、エゴイズムが堂々と幅を利かせる現在の日本社会。その処方箋は、小泉構造改革に象徴される弱肉強食の競争社会の徹底などではない。かつて無名の商人(あきんど)たちが当たり前に持ち合わせていた気高い精神に立ち返ることではないのか ── 。
 
 1972年5月13日、大阪・ミナミの中心地で発生した「千日デパート火災事件」。
 死者118名、負傷者42名を出し「戦後最悪のデパート火災」と呼ばれるこの火災から8年間、ビルはそのままの姿でミナミの一等地に放置された。
 この静けさの裏には、テナントたちを無償で追い出そうとするビルのオーナー企業に対して人間の誇りをかけて闘いを挑んだ商人たちの姿があった。
 
 完全解決に17年を要したこの闘いの中で、中坊公平が学んだ「商人の魂」。

内容(「MARC」データベースより)

米国型資本主義を倣うばかりでは、人々の絆が断ち切られ社会が廃れる。名もなき商人たちの闘いに、現代日本の処方箋を見た-。「千日デパート火災事件」被災テナントが結成した「松和会」の闘いの記録をまとめる。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: 現代人文社 (2006/07)
  • ISBN-10: 4877982922
  • ISBN-13: 978-4877982928
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 100,340位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 中坊さんの突然の表舞台からの「降板」を残念に思っていた私にとってはまさに待ってました!の本でした。

 パラパラっとめくってみると、これまであまり見たことのない、商人や資本主義を語る中坊さんの姿。「人よし店よし世間よし」の近江商人の話から始まるのです。

 しかし読み進んでいくと、やはりいつもの中坊さんがそこに。(笑)

 火事の見舞金をみんなでどうやって分けるのか?と質問する中坊さんに「平等に分けます」と、当然のように答えた松和会(火災の被災テナント集団)の人々の姿に感動するエピソードや、松和会がビルのオーナー会社に対して起こした裁判を、「これはひとり松和会の問題ではない、もっと公益性、社会性のある問題だと思っていました」という言葉。そしてこの本の中で一番のキーワードになっている、「弱いもんが強いもんと戦う」ことに対するこだわり。

 やっぱり世の中にこういう弁護士が一人はいなくちゃいけない。

 中坊さんの弁護士廃業をあらためて残念に思わせる一冊でした。
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