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現代読書法 (講談社学術文庫)
 
 

現代読書法 (講談社学術文庫) [文庫]

田中 菊雄
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書は『岩波英和辞典』の編者として知られる田中菊雄が、読書の方法や情報取得・整理の技術を知りたいと思う人のために、自らの体験をもとに著した読書法の入門書である。昭和16年の刊行以来、読書人必読のバイブルとして読書界に大きな影響を与えた先駆的著作で、読書の方法は勿論のこと、カードの取り方や図書館の利用法、辞典や雑誌の利用の仕方など具体的な方法が語られている。強烈な個性と書物愛の精神に満ち溢れた名著。

著者紹介

1893年北海道生まれ。小学校卒業後、国鉄の給仕として勤めながら独学。小学校代用教員、呉中学教諭、山形高等学校・山形大学教授、神奈川大学教授を歴任。1975年没。編著書に『岩波英和辞典』『英語広文典』『わたしの英語遍歴』『私の人生探求』など多数。学術文庫に本書のほか『英語研究者のために』がある。


登録情報

  • 文庫: 276ページ
  • 出版社: 講談社 (1987/02)
  • ISBN-10: 4061587757
  • ISBN-13: 978-4061587755
  • 発売日: 1987/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 382,474位 (本のベストセラーを見る)
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By 夜華
形式:文庫
ビブリオ・マニアを超えたフィロビブロンと紀田順一郎氏が賞賛を惜しまないが、著書を読んでみると、それ以上の素晴らしい人物である。
小学校卒で国鉄の給仕として働き、苦学の末に山形大学の教授になり、岩波英和辞典を編纂された方である。文字通り本を味読し、それらを自分の血肉に変えて英語学者になっただけではなく、その知識を学問の啓蒙に人生を費やすというのは並大抵では出来ない。
本編で紹介される著書は古書店でないと手に入らない本もあるかもしれない。古典も含まれている。だが本は時代を超えて評価されるものである。今のようにネットで簡単に手に入る時代とは違い、当時は入手も大変であったろう。本を味わい、楽しみながら、そして本を愛する著者こそ、本当のビブリオマニアであろう。

著者の真摯な学問の態度に、只恐れ入るだけである。
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By 清高
形式:文庫
1.内容
昭和16年ごろに書かれたもので、苦労して学問を身につけた著者が、その経験、ならびに結構な量の引用を用いて、どのように読書すべきかを説いた本。選択、読み方、図書館の利用法、状況別の読書法、新聞や雑誌の読み方など、内容は多岐にわたる。
2.評価
若干古い面もあるが、星を減らすほどでもなく(大概古い本は現在に応用できない部分が多いものだが、この本に関してはほとんど感じなかったので)、想定しうる状況が、コンパクトな(文庫なので)わりには網羅されており、役に立つと思われるので、星5つ。読書法の古典として、今後も読まれるべき本である。
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By pp-tang
形式:文庫
一途で朴訥な学者によるストレートな読書論。インプット寄りの読書観が基本にあり、アウトプットを前提とした読書という観点はほとんどないのは時代的な制約だと思うし、今の目からみたら内容面ですごく新しいことがあるわけではない。だがそれでも、古今東西の読書論を渉猟した著者による豊富な引用は読み応えがあり、なおかつ有益だ。自分の読書実践と照らし合わせて自分の方法論を省みるによい本になると思う。

個人的には阿部次郎と新渡戸稲造などの意見に興味を持った。「読書の意義を考える者は、先ずその価値の限界を考えなければならない」とし、読書より生活優位をとくのが阿部次郎。標準とする最良書について精読で極めてから、他の書はそれへの参考として読みなさい、たとえば論語を標準書と定めたとすれば、スペンサーでもミルでも、総て論語の参考として読むようにするのがよいとするのが新渡戸稲造。

本書を読めば次に読んでみたい読書論にもきっと出会うだろう。
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