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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
良書です,
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レビュー対象商品: 現代経済学の誕生―ケンブリッジ学派の系譜 (中公新書) (新書)
マーシャルから始まり、歴代のCambridge Kings Collegeの経済学教授の学説が語られています。(ケインズは教授になっていません)今まで、あまり取り上げられなかった、ロバートソン、ホートレーなどの理論や学説などが取り上げられて、Cambridge学派の錚々たる教授陣がこれだけの新書で丁寧に解説されていて非常に読み応えのある書物です。これから経済学説史などを勉強される人は勿論のこと、再びピグーなどの理論を追いかける意味でも読まれるべき本だと思います。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
受け継がれたケンブリッジ派‐マーシャルからケインズへ,
By カナブンとスズメ (空想の世界) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 現代経済学の誕生―ケンブリッジ学派の系譜 (中公新書) (新書)
まず、本書は一般人が「新古典派」経済学に対して持っている誤解を解くことを念頭に執筆された新書です。一般に「新古典派」はケインズと対極の側にある市場原理主義として解釈されています。 しかし、これは第二次世界大戦後のアメリカ経済学の一流派にすぎないものだと述べています。 マーシャル以降の「新古典派」は理論と実践のバランスをとり、 なおかつ道徳・倫理を重視する経済学派であります。 以上のように、マーシャル以降のケンブリッジ派は市場原理志向の 「新古典派」とは異なることを指摘しています。 もう一つの誤解として、ケインズが新しい理論を打ち立てたと思われています。 しかし、本書では、今や忘れかかっている、マーシャル以降のケンブリッジ派の人々に触れながら、 彼らが生み出したの理論がケインズにもちゃんと受け継がれたとし、 ケインズをマーシャルの「新古典派」をまとめ上げた人としています。 経済学の多少の知識は要求されますが、「ケインズ主義」再考にちょうどよい新書だといえます。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
若手研究者による経済思想史,
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レビュー対象商品: 現代経済学の誕生―ケンブリッジ学派の系譜 (中公新書) (新書)
ケンブリッジ学派の思想の軌跡が、丁寧に解説されています。マーシャルから始まりケインズまでのケンブリッジ学派について、手軽に知ることのできるほんです。ただ、手軽と言っても多少の経済学の基礎は必要ですが。あと、本書の著者は1977年生まれ。非常に若い研究者です。これからの経済学を担っていくと思われる世代がどう考えているのか、知る意味でも読む価値はあると思います。
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