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現代科学論―科学をとらえ直そう (ワードマップ)
 
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現代科学論―科学をとらえ直そう (ワードマップ) (単行本)

井山 弘幸 (著), 金森 修 (著)
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価格: ¥ 2,310 国内配送料無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

IT革命、先端医療技術、地球環境問題など、科学技術の成果が日常生活に与える影響には目を見はらされるものがある。現代人が科学について最低心得ておくべき常識を28の新鮮なキーワードで説く。


内容(「MARC」データベースより)

IT革命、先端医療技術、地球環境問題などの科学技術は、日常生活に何をもたらすのか? 現代人が科学について最低心得ておくべき常識を28の新鮮なキーワードで説く。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 272ページ
  • 出版社: 新曜社 (2000/11)
  • ISBN-10: 4788507404
  • ISBN-13: 978-4788507401
  • 発売日: 2000/11
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 499,308位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    1834位 ─   > 科学・テクノロジー > 科学読み物
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5つ星のうち 3.0 この本で科学論の全体像をつかむのは困難だが貴重。, 2008/8/29
伝統的な科学史・科学哲学的な主題を井山氏が担当し、社会と科学の関係性をめぐる科学論の先端的動向(サイエンススタディーズ)を金森氏が担当するという2部構成の本書は、科学史・科学哲学分野のテーマとサイエンススタディーズ分野のテーマを同時に一冊で総覧させてもらえるという点では欧米にはおそらく類書が存在しないようなタイプの入門書だと思います。日本でもたぶんにそうですが、欧米ではとりわけ伝統的な科学哲学分野とサイエンススタディーズとは決定的に分裂してしまっていますから。

しかしながら、井山氏も金森氏も自分の興味対象を他のテーマと不釣合いに手厚く書きすぎじゃないだろうか。井山氏だと科学と文学やらユーモアあたりの話、金森氏だと身体とエコのカルチュラルスタディーズあたりの話。困ったことに井山氏の関心はどう考えても科学史・科学哲学の中心的話題じゃないし、金森氏のカルチュラルスタディーズびいきと哲学的な語り口はサイエンススタディーズ分野の全体像をあまり正確に伝えない危険が高い。

お二人とも文章が上手で、短い紙幅ながらけっこう読ませるものだからスイスイ頭には入るんだけれども、上記の問題点により、現代科学論の全体像を俯瞰する書物としては決定版というわけには到底いきませんですね。やはり「入門書」に関しては欧米で出版されているテキストのほうがはるかに充実していると言わざるをえません。日本って学部教育も大学院教育も崩壊しているわけですが、それと日本の研究者が執筆する入門テキストがほとんど常に失敗することとはきっと大きな関係があるに違いないと確信してしまいました。これだけ優秀な研究者が二人がかりで作ったテキストにしてかくも不完全なわけですからねえ。

しかし、まさしくこの内容の偏向こそがこのテキストの存在意義ともいえるでしょう。井山氏の重視するサイエンスイメージ論というのは何故か欧米のテキストでは見事に抜け落ちているテーマですし、金森氏の肩入れするフェミニズム系の諸議論は欧米のテキストよりも本書での紹介のほうがはるかに広範で興味深く読ませてもらえますからね。
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