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特に注目されるのは、ここ数年目立つ社債のディフォルトをまとめた一章があること。社債という資金調達ツールが重要性を増し、不可避的にディフォルトの事例は今後も続くと見込まれるものの、倒産の専門家とファイナンスの専門家が十分にお互いを意識した議論がまだ途上であることも事実。ぜひ、金融の外側にいる実務家も、こういう本を使っていただきたい。もちろん、金融関係者にも参考になる。
決して初心者向けとはいえないトピックも数多く含まれているため、読み手によっては難しいと感じる箇所もあるかもしれない。世の中、わかりやすさを心がけるあまりにプロ向けの書物が減っているようにも思える昨今、そんな風潮に迎合しない硬派な本を評者としては歓迎したい。
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