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現代社会の倫理を考える・第7巻 教育の倫理学 (現代社会の倫理を考える (7))
 
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現代社会の倫理を考える・第7巻 教育の倫理学 (現代社会の倫理を考える (7)) [単行本(ソフトカバー)]

加藤 尚武
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

とにかく、現代の青少年の多くは、人類が築き伝承して来た倫理
原則を、どうして、と疑い、ややもするとひょいと踏み越える......。明
治以降の倫理書は性悪説に立って、人は他人に迷惑をかけないように躾られなけ
ればならないと説いた。しかし、敗戦後、アメリカ流民主主義が入ると、戦前
の道徳は反民主主義的だとして全否定された。こうした価値観の極端な転換が、
現代日本の倫理と教育に混乱をもたらした----。問題は、この民主主義道徳にふ
さわしいディシプリン(=人間ならば当然実行すべき疑問の余地のない戒律)を
きめ細かく示せなかったことにある。本書では、そうしたディシプリンを解明す
ることによって「教育の倫理学」の確立をめざす。

内容(「BOOK」データベースより)

クラスとカリキュラムという学校教育の枠の中に納まるような教育観を前提にしている日本の教育は、今こそ、もっと視野を広げ、家庭教育、英才教育、社会人教育を含めた人類が営んでいる教育の全体について、根本的な見直しをすべきではないだろうか―プラトン以来の西洋教育哲学と儒教的教育哲学と教育史の大筋を描いて、しかも、教材が印刷物から電子情報へと転換することの影響を、教育の根幹に迫る根本的な改革の契機としてとらえ、示唆に富む「教育の未来像」を提示する。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 192ページ
  • 出版社: 丸善 (2006/11/30)
  • ISBN-10: 4621071181
  • ISBN-13: 978-4621071182
  • 発売日: 2006/11/30
  • 商品の寸法: 19.8 x 14.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本(ソフトカバー)
 全21話構成の初めから三分の一は、著者にしては珍しく、比較的直線的に議論が進む。古来より教育学は政治学の一部であったことの確認を皮切りとして、教育の目的は先天的な要因を発現させることか、それとも自然的な素質にない社会的規律を習慣づけることか、教育が必要であるのは人間が他の動物よりも弱いからか、それとも人間の獣性を抑制するためか...といった論点を軸に話が進む。それ以降の話は、著者がこれまで書いてきたエッセーの寄せ集めで、いつもどおりさほど脈略は感じられない。だが、放任主義教育批判や林竹二批判など、教育の強制的側面に多少力点が置かれているようにも感じられる。

 全体としては、系統立った教科書というよりも、少しお堅いエッセー集といった印象。よって、教育の倫理学を体系的に学びたい人には不向き。だが、古今東西の英知を随所に織り込みつつ展開されるその議論を、著者独特の文体と明快な論旨に乗せて読み進めていけば、様々なインスピレーションが得られるだろう。著者の『子育ての倫理学』(丸善ライブラリー)を読んで著者の教育論に興味を持った人には、きっと有益。
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