とても面白い。
お約束の 「部屋の隅に白い服を着て血まみれの長い髪の女が」なんて話はない。
あくまで作者の見聞きした、 「実在する変わった人達」の話を集めた本。
とはいえ、 平山夢明みたいに「作者話作り過ぎ」と思っちゃう程のサイコは出てこない。
大概はほんの少し。
ほんの少しだけおかしな人達の話が載っている。
そんでそれがすごーく面白い。
ちなみに読んでて面白かったのは
「嘘はついてない女の子(いや、女性か)」の話。
これは本人は幸せなのか?
幸せだとしたら、ここまでの自己欺瞞、羨ましくすらある。
怖かったのは
「ある事件の犯人・被害者の知人が、そのネタを業界に売りさばく」話。
「それって犯罪じゃん!逮捕されなさいよ!」 って程の罪でもないし、恐らく本人にそれほどの悪意は無い。
「それは人としてどうよ」と、力無いコメントしか出来ない分、怖い。