相対論と量子論の統合のための理論として考え出されたひも理論やらM理論やらが、いかに日常の感覚から離れたとっぴな話であるかを紹介する一般向け解説書・・・のはずですが・・・。
実はこの世界が11次元だったり、すぐ隣に見えない平行宇宙が広がっていたり、それはそれで楽しいとは言え、基礎的な理論を数式なしで紹介しているあたりは、「やっぱりわからなくてごめんなさい」と思ってしまいました。
それでも類似の解説書に比べればよくできていますし、難しい部分は思い切ってとばして読んでも十分おもしろいので、お薦めではあります。
加えて発行が新しいこともあり、2000年以降の最先端物理学の展開も紹介されていますので「見えない次元が実験で実証されるのは、意外に近い将来かも。それとも、新たな謎がまた生まれるのか?」ってな期待もさせてくれます。
理論が導く不思議な世界でどきどきしたい方は是非。