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本書で扱われる狼、山犬、猫はすべて人間のそばにあって
人間と共に生きてきた動物たちである。
ある時は愛され、ある時は畏れられ、ある時は忌まれる存在。
狼が守ってくれたり、小豆ご飯をたべて帰ったり、
猫が踊ったり、言葉をしゃべったり、温泉に行ったりする。
巻末の言葉で著者が水俣病の発生時に水銀に汚染された魚を
食べた猫たちが踊るように苦しみながら死んでいった話を
収録できなかったことの悔恨について述べているが本当に心が痛む。
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