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この第六巻はあまりに重い。
特高による思想弾圧や銃後に生きた人々のつらさ、
飢えと食糧難、空襲下での生と死、原爆や沖縄戦の悲惨
引き揚げにおける多くの悲劇など。
この本を読んだ私たちがなすべきことは
きっとこの体験を次の世代に語り伝えることなのだろう。
なぜなら、一番強く人の心を揺り動かすのは
優れた学説や立派な演説ではないからだ。
名もない市民一人一人の個人的な体験こそが
人の心と世界をうごかすのだと私は信じたい。
1945年3月9日の東京大空襲、というように明確に日時がわかっているものを「民話」として語り継ぐことこそ、現代の民話の意義なのだと思います。
『人は神と悪魔のどちらにでも限りなく近づくことが出来る。そのどちらでも選ぶことができる、ということが自由意志なのだ』という安積得也さんの言葉を思い出しました。この本を読みながら、むかうべき方向の「究極の選択!」を迫られているように思えてなりませんでした。
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