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ただ決してホラーやオカルトがかったものではない。
すべてが淡々とした人々の生きた「語り」として
伝えられているところに新鮮な感動を覚える。
夢に事故を見て、実際にその光景にであったために助かった人
夢で親しい人の死を知った人
夢をとおして頼みごとをされる人
人が死んだときに火の玉を見た人
死んだ人の魂とすれちがった人
生と現実がわれわれにとっての「表」なら
「裏」は死と夢であろう。
それらは現代世界ではあまり真摯に語られることはない。
しかしあまり語られないことにこそ
重大な何かが潜んでいるのではないか
テレビやコンピュータに流されている私たちだが
!口承文化というのは決して失ってはならない。
そう考えさせる一冊であった。
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