コリン・ウィルソンがまとめた殺人もの。
内容は、絞殺、撲殺、刺殺、射殺…と方法論でまとめた場合と、セックス殺人、ホモ殺人、子供殺し…と
殺害動機またはそこにいたる過程に踏み込んで分類した場合と、
テロリズム、カルト殺人、暗殺と社会的背景をもつ場合とにわけられており、
世界各地から多岐にわたって編纂されている。
(ちなみに日本からも日本赤軍によるテルアビブ空港乱射事件が取り上げられている。)
おおよそ100数例にも及ぶ事件概要は、一つの案件にさかれる割合が少なくても
その量で充分カバーできる程。この手の殺人事件ものが好きな場合には必読書といえる。
有名事件の概略を知るにはもってこいである。
ただ難をいえば、誤訳と思われる箇所が散見したりといった具合に、訳に問題がある。
その読みづらさゆえ星5つとしたいところだが4つ。
訳者も殺人案件のオンパレードに嫌気がさしたのだろうか。