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最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現代日本建築史、としてではなく,
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レビュー対象商品: 現代日本建築家列伝---社会といかに関わってきたか (河出ブックス) (単行本(ソフトカバー))
全く新しい空間体験、現代の都市からしか生まれないデザイン、今までにない画期的な構造、、、。終戦から現在まで、本書は、日本を代表する建築家たちが、何を求めて、どのように闘ってきたか、そのコアとなる概念と、表出としての「作品」について、実に明晰に、門外漢にも分かりやすく語ってくれる。「70年代生まれ」といった世代別にグルーピングした建築家たちの特徴をうまくとらえ、建築を取り巻く社会史の中に巧に位置づける手腕はさすがであるし、巻頭に掲げられた建築家系譜図はありそうでなかった労作であり、作品を見るうえでの一つの物差しとしてかなり有用だ。ただ、一方で、本書における「英雄」の選択は、著者の価値観によるものであり、その裏には黙殺されている建築家たちの系譜も(決して少なからず)存在することは指摘しておくべきだろう。 彼ら(伊東豊雄が言うところの「茶碗を撫でる建築家」と重なる人々か?)は、前衛として全く新しい空間を作り出すことはなかったかも知れないが、建築の文化を深め、社会の中に静かに根を下ろす役割を果たしてきたはずだ。「建築」は不可避的に社会の中に埋め込まれた存在であり、芸術作品だけで都市が構成されることはない。 本書もまた、あくまで「列伝」であり、いわゆる「正史」としてとらえない態度が読者には求められる。
5つ星のうち 5.0
建築は明らかに芸術ではなく調和であると新宿西口の醜悪な高層ビル群を見て思う。,
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レビュー対象商品: 現代日本建築家列伝---社会といかに関わってきたか (河出ブックス) (単行本(ソフトカバー))
建築は明らかに芸術ではなく調和であると新宿西口の醜悪な高層ビル群を見て思う。丹下健三、黒川紀章、磯崎新、安藤忠雄、伊東豊雄、藤森照信、隅研吾。 このあたりが門外漢の私でも名前を知っている建築家である。 ところで、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(Friedensreich Hundertwasser, 1928年生まれ)は 確かに芸術家、画家でもあり、建築家のひとりでもあると思うのだが、かれの芸術を大阪の舞洲工場(ゴミ焼却所)と 舞洲スラッジセンター(下水処理場)のデザインに使うセンスは明らかに調和からはかけ離れている。 と、僕は思うのである。
5つ星のうち 4.0
石上純也は天才か?,
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レビュー対象商品: 現代日本建築家列伝---社会といかに関わってきたか (河出ブックス) (単行本(ソフトカバー))
戦後の丹下健三に始まる建築家について年代順に語られています。年代順にくくられていますが、1950年代生まれの世代までは なんとか分かりますが、1960年以降の世代は未知の世界でした。 筆者は、1970年代生まれの建築家の石上純也を天才と言っていますが 本を読んだ限りでは、たしかに発想が天才かもしれません。 普通の人には、リンゴが落ちるのが見えますが、 ニュートンには、万有引力が見える。 と言ったタイプの万有引力の見える人のようです。 最近の建築の動きが分かりやすく概観できる本でした。
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