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現代文訳 正法眼蔵 3 (河出文庫)
 
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現代文訳 正法眼蔵 3 (河出文庫) [文庫]

道元 , 石井 恭二
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

道元四十代の明晰で円熟した哲学。矛盾と煩悩にみちた日常に宇宙の真実を見る鋭敏な思想。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

道元
正治2年‐建長5年(1200‐53)。鎌倉前期の宗教哲学者。日本禅の開祖。別号は希玄。二十四歳で入宋、如浄に参じて大悟する

石井 恭二
1928年東京生。57年に現代思潮社を創業し出版人として一時代を画す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 378ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2004/9/4)
  • ISBN-10: 4309407218
  • ISBN-13: 978-4309407210
  • 発売日: 2004/9/4
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By ドラゴン ポルト トップ500レビュアー
形式:文庫
道元の正法眼蔵七十五巻本の三十五「神通」から五十五「十方」までをおさめています。
日本の思想家として有名でありながら、その著書が古文であるため、最近の若い世代には読みにくいところがあったと思いますが、この現代文訳でその問題がクリアされています。もちろん原文の美しさに触れるのもよいのですが、まずこの翻訳で内容を把握するのにいいでしょう。

ハンディな文庫本ですから日常の中で道元の思想に触ことができます。

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形式:文庫
この巻ではとくに第43の「諸法実相」と第53の「梅花」だろうか?
前者は本質を射抜く言葉の力強さがあり、後者には耽美的とも言えるような神秘的美しさが随所に表現されている。
 「『唯仏与仏』とは、『諸々の現象は諸々の実相である』のことだ。諸々の現象は実相であり、それを『唯仏と仏とのみ』と云うのである。この唯仏とは仏法のことであり覚りであり実相である。また仏は万象である。」(諸法実相P126)
 あるいは(梅花P311)「花も大地も悉くは無である。花は無である。花が無であることから大地は無である。花も大地も悉くは無であることによって、瞳も無である。無というのは、無上の覚りである。万物を無と観想するとき、梅花の只一枝が現れる。全存在についての無上の覚りを表す語が、漫々たる雪中の一枝の梅花である。」

こうした本質を突く言葉が次々に繰り出される。まるで稲妻のように一瞬に強烈な光を放って消えてしまう言葉の数々。読者はそういう稲光に触れる体験をされることと思う。
 そうした体験を脳裏に思いつつ坐禅を組むだけでも仏教という大河の一筋の流れになるのです。
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