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現代思想2011年12月号 特集=危機の大学
 
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現代思想2011年12月号 特集=危機の大学 [ムック]

野家啓一 , 村上陽一郎 , 酒井直樹 , 島薗進 , 金森修
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,300 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • ムック: 245ページ
  • 出版社: 青土社 (2011/11/28)
  • ISBN-10: 4791712382
  • ISBN-13: 978-4791712380
  • 発売日: 2011/11/28
  • 商品の寸法: 21.8 x 14.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Bibliothekar トップ1000レビュアー
 日本の大学は2011年に入って、自ら抱える危機が災害によって更にその危機的状況に加速が罹った。日本の大学はもとより千年以上の歴史を持つ欧米の大学に較べて組織力や資産力が乏しく、生物に喩えれば、百年そこしか歴史もない。(昔、ハーヴァードから日本の高等教育調査に来日したChinese-Americanの教員に言われた一言、日本で欧米に比肩できる大学規模を持ちえているのは東大だけ)それに追い討ちをかけるが如く、独立行政法人化が進められ、毎年1%の予算削減を受け続け、その挙句に東日本大震災で800億の研究設備に損害を出した東北大学、原発被害の福島大学など、見方によれば終末的な被害に見舞われた。
 それに挫けることなく、前進あるのみと理念と現実の両方を踏まえた座談会、科学哲学者として同時に副学長として大学研究者のあるべき姿を災害を踏まえて再論した野家啓一各氏らの議論は厚い。
 また科学社会学、科学倫理やSTS研究者たちによる「科学」の再検討課題を紹介しており、これも興味深いが、大学総体を踏まえる限り、金森修の「公共性の黄昏」は特集の趣旨を再度冷静に見つめなおさせるテーマで刺激的。
 更に新たな連載として、近藤和敬の「真理の生成」も興味深い、今後が楽しみ。
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18 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
よくない 2012/1/2
By クレオ・シュライベン トップ1000レビュアー
大学の現管理職ないし教育からリタイア(?)して間もない,ある程度有名な大学の先生による自己分析と将来への希望。

 ◆ こういうことばだけの,「現代思想」っていったい何なんでしょうか? ネットに発表すれば足りるレベル。

   こういう学部生のレポートやお役人が用意するパワーポイントみたいなレベルだと,
   現場の研究者は,「でかいこと言うんだったら死に物狂いで実行しろよ」と思うだけ。
   行動してはじめてナンボでしょう? 違いますか? 

   こういう「たわごと」だけの人間と,出版社には,アキアキしてます。正直くそくらえですよ。

それでも個人的に若干の見聞と体験を持つ医学研究機関をチラチラ思い出しながら一読。

1 一番肝心なことが書いてない。 すなわち「大学の人事」
  日本の大学では,管理も研究も無能な人が大きな予算を動かすポストに就くことが多いのではないでしょうか?

  ◆ 典型が東大工学部(理学部も)の原子力工学関係のポストに居座っている人々。
    外様と純粋培養の二派に分かれてことごとく対立している。それを収集する英知もない。

    民主党の科学技術研究費の仕分けで,はやぶさやスパコン(開発の中心にいるのは東大京大東工大)の予算を削る決定を下したのは,
    慶応の文系の先生と,東大で研究はしているものの,無能なゆえにはやぶさやスパコンの開発に参加できなかった先生なんだよね。
    

  ◆ 研究医のことが書いてないのは医学関係者としてはおかしいと感じる。
    執筆者には哲学とかのどうでもいい文系の学問をやってるひとが多い。
  
  ◆ 野家啓一氏熱く語る。それなりに結構。
    しかし,その前に,公平な人事と公平な能力判断が欠かせないはず。
  
  
2 本書の前提のひとつが東大の優位性だが,東大に優秀な人材がたくさん集まっているとはいえない。
  おそらく東大には優秀な人材がたくさんいると思うが,大学にはそういう人は残っていないのではないか?

  いろいろ分かりにくく書いている村上某先生には,このあたりがわかっていない。ずっこけてしまって,めちゃくちゃな議論をしている。
  この村上某氏は,量子力学がわかっていないのに量子力学のことを書くみたいなニセモノ科学史家です。

  脳に東大が一番という前提がすりこまれた状態で,日本の大学の「危機」を考えると,結論を誤まる(ちなみにわたしは東大卒です)。
  
  国家予算の配分について,戦略的にどのように科学技術を発展させるかという大きな見取り図を書ける大学の先生が何人いるのか?
  ゼロだとおもう。

3 アメリカの大学などとの比較は意味がない。初等中等教育から違うので,学生の教育の方法も違って当然。研究の方法も独創性をもって
  やると「それはアメリカと違う」などという管理職多数。
  現場の人間からは「ばかじゃないの」という反応しか返ってこないはずだが,アメリカが一番という思い込みが
  激しい大学関係者が,少なくとも本書の議論をざあっと読んだ感じでは,多いのではないかと思う。

適当に集めて語らせて,買ってちょうだいのワンパターン本。
切り込みが全く足りない。
独自性がない。
現場を知らない。拝啓
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