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現代倫理学事典
 
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現代倫理学事典 [大型本]

大庭 健 , 井上 達夫 , 川本 隆史 , 加藤 尚武 , 神崎 繁 , 塩野谷 祐一 , 成田 和信
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 21,000 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

よく生きるために----

 現在ほど、倫理やモラルが問われている時代はありません。「いまの世の中、
どうなってるんだ?」という、つぶやきが至る所から聞こえてきます。市場原理
だけで、人は生きていくことができないのは当然のこと。皆それぞれに、人生を
見つめ、生き方を問い直そうとする機運が、胸の内に兆しています。

 法の倫理、ビジネス・エシックス、生命倫理から、個々人の生き方まで、生の
実践にかかわる大切なことがらは、「倫理学」と深く関わっています。

 そんな時代の規範となるエンサイクロペディアが、満を持して登場します。誰
もが使える、新しい時代の哲学事典です。

◆現代をどう生きればいいのか?----人生の省察としての倫理学
【特徴1.】体系性をもった実践的な哲学の事典
 こんなに面白く読める哲学系の事典は、他にありません。
 既存の哲学事典に飽き足らない人には、特にお勧めです。

【特徴2.】人生を考える1364の手がかりが、ここにある
 事典を研究者だけのものにしておくのは、不当なことです。
 巻頭には「本事典を使いこなしていただくために」という文章を載せ、「~の
ときに読む項目」という趣旨の日常生活に即したガイダンスも用意しました。

【特徴3.】現代社会のアクチュアルな課題にむきあう
 学問・ビジネス・教育・医療・福祉など、現場で使える内容。

【特徴4.】本項目以外にも読みごたえのあるコラムを掲載
 人生論の名著、人生のトラブルシューティング集、人間の生
 にまつわる様々なディレンマなど、読みごたえのあるコラム。

【特徴5.】年表式の「倫理学基本文献リスト」に注目を
 哲学や倫理学を学ぶ人にこれほど役立つツールはありません。

【特徴6.】内容別項目分類目次、5種の索引、主要文献も充実

内容(「BOOK」データベースより)

生命・医療・環境・情報・政治や法、宗教、道徳からビジネスエシックスや企業の社会的責任、教育や福祉など、人間の営みのすべてに目配りした、読みごたえのあるエンサイクロペディア、誕生。

内容(「MARC」データベースより)

生命・医療・環境・情報・政治や法、宗教、道徳から、ビジネスエシックスや企業の社会的責任、教育や福祉まで、人間の営みすべてに目配りしたエンサイクロペディア。倫理学基本文献年表やディレンマ集など付録やコラムも充実。

出版社からのコメント

『現代倫理学事典』の読み方/使いこなし方/愉しみ方

 哲学に関心がある。自らの人生を見つめ、「生きることの意味はなにか?」な
どと、物事をもうすこし深く考えてみたい。信頼できる哲学事典や用語集を手に
とってみる。しかし、どれも難しい、買ってはみたがどうも使えそうにな
い......と感じていませんか。書かれている内容が、わたしたちの日常とはかけ
離れているように見えるからかもしれません。文章が専門家を対象としており、
まるで隠語のように感じられる。

 『現代倫理学事典』は、そんな現代を生きる人にむけて、生活者の立場から考
える、実践的な哲学の事典です。日本を代表する多領域の執筆陣が、最新の学問
的成果をふまえて全力で取り組んだのですから、専門家にとって重要な意味をも
つのは当然です。しかし、これだけ本格的な専門事典でありながら、予備知識が
なくても読み始められる「哲学事典」というのは稀有です。それが日本語で読め
るのです。

 まずスタンダードな哲学事典=倫理学事典としての使い方。この事典のコンセ
プトを明確に伝えるために、巻頭に構成と目次を示し、上位分類・中位分類・下
位分類として52領域・1347項目を体系的に位置づけています。執筆者が誰かもわ
かります。自分が知りたい領域について、その周辺もふくめて一目で把握し、
複数の項目を関連づけて読むことができます。もちろん、50音配列ですから必要
な項目をすぐに調べられます。

 もう少しちがった読み方ができないかという視点から、「本事典をつかいこな
していただくために」というページを設けました。例えば、こんなときに読んで
ほしいというガイダンスです。
●人に深く傷つけられたとき
【項目例】苦/苦悩、悪、いじめ、誹謗/中傷、傷つける表現、自尊心、憎悪/憎
しみ、うらみ、忍耐、癒し、希望 
●不正に手を染めるよう追い込まれたとき
【項目例】正義、悪、罪/罪責、企業の社会的責任、集団主義、組織、権力、
妥協、自己保存、欲望/欲求、内部告発、市民的不服従
●自分の居場所がない...という、身の置きどころのなさに悩んでいるとき
【項目名】疎外、孤独/疎外感/孤立(感)、アイデンティティ(同一性)、権力、自
己、自己愛/自愛、自尊心、不安、鬱、ひきこもり、生きる意味 などなど。

 また、独立項目と関連づけて、各種のコラムを設けました。「挫折」の項の近
くに「挫折との付き合い方----責任感の罠」、「虚栄」の項の近くに「見栄っぱ
りと付き合う法」など、なるほど倫理学というのは面白いと感じさせる、読み応
えのある力作ぞろいです。執筆者は大庭健先生・井上達夫先生ほか。「`守秘し
ない'義務」「国旗の意味」「ネット上のリソースの利用と情報倫理」というの
もあります。いわば人生のトラブルシューティング集です。

 「人生論の名著を読む」という、それぞれが2ページ見開きのコラムは楽しい
読み物です。川本隆史先生や植島啓司先生という魅力的な執筆陣の手になる文
章を読むと、つい、その本が読みたくなります。吉野源三郎『君たちはどう生き
るか』が「教育」の項に、『カーマ・スートラ』は「性」の項に寄り添っていま
す。『論語』『パンセ』『夜と霧』から『コーラン』まで、倫理学からの多彩な
選書です。

 巻末の付録がまた充実しています。「ディレンマ集」「倫理学基本文献年表」
それに5種類の詳細な索引。

 最後に、その中から「ディレンマ集」の一部を紹介します。
人間が生きる上での、アイロニーや苦いユーモアにつつまれた「究極の選択」
の数々。
●「救命ボート」
 救助員のあなたが、沈没事故の連絡を受けて現場に急行したとしよう。ところ
が、救助員のあなたが乗っている船には一人分の余裕しかないのに、現場では二
人の人間が溺れていたとしよう。さらには、溺れている一人はあなたの恋人であ
り、もう一人は見ず知らずの他人であったとしよう。このとき、あなたはどのよ
うに選択するのが正しいだろうか。
●「テロリストの拷問」
 確信的な宗教原理主義者が爆薬を仕掛けたことが発覚した。ただし、どこ
に仕掛けたかは判明していない。自白や取引の可能性はない。もし爆発すると多
くの犠牲者が予想される。時間が切迫したなか、このテロリストの拷問は許され
るか。さらに、必要ならば、彼の妻や子供の拘束、また、場合によっては罪のな
い妻子の拷問も許されるか。
●「臓器移植の事例」
 それぞれ別の臓器の致命的な疾患で入院している5人の患者に適合する臓器提
供があれば、それらの患者は生存できる。今、たまたま5人に必要な、しかも条
件の適合する臓器を持つ健常者がいるとする。この1人の健常者の臓器を5人
の患者に提供した方が、社会的な利害という点ではより望ましいのではないか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大庭 健
専修大学教授。専攻、倫理学、分析哲学

井上 達夫
東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻、法哲学

加藤 尚武
京都大学名誉教授。鳥取環境大学名誉学長、同客員教授。専攻、哲学、倫理学

川本 隆史
東京大学教授。専攻、倫理学、社会哲学

神崎 繁
首都大学東京教授。専攻、西洋古代哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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