あの三国志演義を、「桃園の誓い」「三顧の礼」「空城の計」「五丈原」といった名場面をピックアップして綴った中国語読解教材。文法書のほかに読解教材を読みたいけれど、『聴読中国語』(中国語文の長さは見開き1ページ)よりもう少し長めの文章が読みたい人におすすめ。各回の中国語文の長さは3ページほど。それが13回で一冊の本(つまり累積するとかなりの長文)が読み通せる形になっている。重要語句にはピンインと意味の解説付き。日本語訳は本書の後半に各回ごとに全訳掲載。ストーリー性が豊かなので無味乾燥な読解教材とは全く違い楽しく読める。三国志を知らない人のための紹介・注釈も付いている。なお、本書はNHKラジオ「まいにち中国語」テキストに連載した「中国語で読み切り三国志」に加筆・修正し再編集したものだとのこと。