ノンフィクションを読んでみようと思いついたのだけれど、何を読めばよい
のかまったく見当がつかなかった。なので、とりあえずノンフィクションを
解説してくれている本を読んでみようということになり、本書を手に入れた。
内容はタイトルにもなっているノンフィクション100冊の紹介である。
1作品につき2ページがさかれ、その作品が主に何を題材にしたものなのかを
紹介する。ただし、紹介といっても内容の要約なんかではなく、その作品の
著者や題材にまつわる話を交えながら、佐高氏自身が本作を評価する理由が
書かれてある。
ジャンルはいろいろで、労働者を扱ったものから、女性(妻)たちの生活、
はたまた企業や政治、科学技術(医療)、ヤクザの世界まで多種多様である。
全100タイトル中、実際に読んでみようと思ったのは15作品ぐらいでしたが、
まったくノンフィクションというジャンルを知らない人にとっては良い案内本
になっているのではないかと思う。
誰が読んでも楽しめる本という意味ではないけれど、本がアホほど出版され
る中で、こういう実用的な本は嬉しいかぎり。