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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
浮世離れした日常,
By よこはま こうたろう (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 珍品堂主人 (中公文庫) (文庫)
ある骨董収集家の浮世離れした日常です掘り出しモノに対する執着と売り買い 騙し騙されの人間関係 交錯する感情 骨董を扱った人でないと分からないであろう時間と空間.. 精緻な骨董の描写が浮世絵離れした日常を 正確に切り取っていて感銘を受けます さらに楽しめるのが、 全てを牛耳る「蘭々女」という女性と 主人公珍品堂主人との最終対決! このくだりは、骨董を良く知らない人でも 十分楽しめると思います 欲しいものを欲しいと言うこと、 欲しいものを追いかける情熱、 見せびらかすという行動が、この本には随所に出てきます ..私は、子供の頃にもっていたこれらのものを 随分捨ててしまってきたんだなと、少し寂しくなりました..
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白い、とうとう初版を買ってしまった,
By hiro (東京都小平市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 珍品堂主人 (中公文庫) (文庫)
文庫本で、時を置いて3回読みました。物に憑かれた人の弱さ、滑稽さ、 飄々としながら、必死。ユーモラスに描かれている。 上品ですし、面白い。 珍品堂、蘭々女の「闘い」。お金が大好きな女性には 負けますよね。 とうとう中央公論社の初版を買ってしまいました。 私の生まれる二年前 昭和34年の本の奥付には 油紙に守られた朱肉でくっきり「鱒二」の はんこ。いとおしいです。
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
珍品堂という生き方,
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レビュー対象商品: 珍品堂主人 (中公文庫) (文庫)
昭和34年に発表されたもの。青山二郎をモデルに、骨董と趣味に生きた男の姿が描かれている。 骨董の世界が良く取材されており、好きな人には必読の一冊だろう。真作と偽作が混じり合い、美的価値と金が共存し、信頼関係で成り立っている業界でありながら、罠と裏切り、だましあう世界が浮かび上がってくる。青山二郎は、そんな世界にピッタリの人間であった。 残念ながら、私には井伏作品の魅力が分からない。文体や描写に味わいがあるのだろうと思うのだが、何冊か読んでも、上手く見えてこない。 繰り返し読むべき作品なのかも知れない。
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