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19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
錯綜する人生模様,
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レビュー対象商品: 珈琲時間 (アフタヌーンKC) (コミック)
前作『アンダーカレント』が長編映画というのであれば『珈琲時間』は短編映画のオムニバスだと言える。キーワードとなるコーヒーが作中で重要な役割を果たす話は、全17話のうち1本…ひいきめに見ても2本といったところなのだが、そのへんも含めて短編映画的な趣が強い。印象深いのは素晴らしいカメラワーク、そして最終話でモレッリ監督が笑いながら言い放つセリフ、これでこの漫画は名作の仲間入りだ!と思った。キリンの話はよくわからんかったけどw夢を追いかけよう!と皆が声高に叫ぶ中、儚き人生の慰めになるものとは何か?を慎ましやかに考察する心憎い一冊。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「自分のペースで観る映画」のような作品・・・,
By mikeko (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 珈琲時間 (アフタヌーンKC) (コミック)
全17話。同じトーンではありません。かなりユーモアの勝ったもの(吹き出します)。静かな時のながれるもの。油断(?)していると、一転してシリアスになるもの。そして、シュールな味わいのもの(面白いです)。共通するのは、『珈琲』の香り。そして、『画』で語る部分が多いこと。 想像力がかきたてられ、画に見入ってしまうので、一話読むのに、思いのほか時間がかります。(うれしい悲鳴!)「自分のペースで観る映画」、のような作品です。 仄めかす表現が多く、とても余韻の残る終わり方。 読む人それぞれの、人生経験その他によって、いろいろなとらえ方ができそうです。(再読するのが、楽しみです。) 心の痛みや傷を、そっと描きながらも、不用意にふれることはしていません。 むやみに癒そうとするのでもなく、やさしく見守る感じです。珈琲の香りとともに・・・。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「さあコーヒーを飲もう 今すぐに!」,
By もりまっこり (埼玉県さいたま市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 珈琲時間 (アフタヌーンKC) (コミック)
上記の最後のモレッリ監督の台詞に収斂するような短編集です。この台詞は儚い人生を鼓舞するものですが、この短編集では実に様々な人生が描かれています。 キラキラしてるもの、心に染みるものがある一方で、中には不可解なもの、退屈なものもあります。 でもキラキラしてたり退屈だったり、それこそが人生なのではないでしょうか? そんな風に人々のあり方を描いた最後の締めに来た台詞だっただけに、とても心に染み入りました。強いて言うなら、上質の丁寧に煎れられた珈琲のように。
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