この先生の片思いの心理描写がツボです。
奈良千春先生のイラストも、さすがといいますか。とてもよいです。
カラーイラストの色っぽさにドキッとしました。
ほかの方もおっしゃるように、
前回の作品よりもはるかにこちらのほうがよいですよ。
主人公に共感できる部分も増えてるし、
脇役も小物使い(カメやライター、桜)もいいかんじでした。
ただ、あまりにも!ぞんざいに扱われている主人公が見ていてかわいそう…。
鞭、鞭、たまに飴、みたいな。
主人公が若いから見る目がないんだろうかと思いました。
もうちょっと納得のいく相手に片思いしてほしい。
前半の主人公視点で書かれたところを読んでいると、
前作同様、どうしてこんなやつにと思ってしまう。
一目惚れのリアルな失敗例を見ているみたいです。
後半の恋した相手の視点で書かれたところを読んでいると、
やさしさのかけらもない嫌なやつから性格のねじれた残念なやつに
評価は変わっていきますが。
恋した相手側の心をもう少し共感度多く描けていたら
この作品はもっと心に残るものになったはずです。
ただこの先生の片思いの心理描写は切なくてよいです。
次回も期待しております。