群像劇の要素の強いこの作品、非常に魅力的な登場人物が多い。
辺境警備の黒衣隊となったスターク公の私生児ジョン。
ラニスター家一の知恵者だが、不具として蔑まれてきたティリオン。
私のお気に入りは、スターク公の次女アリア。
人呼んで「馬面アリア」、剣に興味をもつバリバリの体育会系だ。
レディで名高い美少女、長女サンサとは正反対の性格で当然仲が悪い。
しかし時代は2人に兄弟(姉妹?)喧嘩の続きを許さなかった。
前作で父エダードの逮捕時に宮殿から姿を消したアリアだが、
今度は王都からの脱出を図る、故郷ウィンターフェルを目指すために・・・
私見だが、スターク兄弟で一番サバイバル能力に長けているのは、
アリアだと思う。浮浪児や犯罪者と比べても、彼女の生に懸ける執念は
他の追随を許さない。
本作品の見所はアリアの野生化と言っても過言ではあるまい。
姫君だったころより生き生きしているアリアの明日はどっちだ!