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王朝から「国民国家」へ  清朝崩壊100年 (アジア遊学 148)
 
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王朝から「国民国家」へ 清朝崩壊100年 (アジア遊学 148) [単行本(ソフトカバー)]

楊海英 編
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

辛亥革命は中国史のなかでどのような意義をもち、何を変えたのか。三民主義を唱えた孫文は、現在の中国にとっていかなる存在なのか。その革命を、当時の日本人たちはどのように見ていたのか。革命後、中国は「国民国家」に変貌したといえるのか。そして、私たちの革命イメージのなかで、辛亥革命とそれに続く中国という国家はどのように受容されているのか。辛亥革命から100年。日本、モンゴル、満洲といった周辺の国々の視点に立ち、「革命」の歴史的意義とそれがもたらした功罪を再検討する。

内容(「BOOK」データベースより)

辛亥革命は中国史のなかでどのような意義をもち、何を変えたのか。三民主義を唱えた孫文は、現在の中国にとっていかなる存在なのか。その革命を、当時の日本人たちはどのように見ていたのか。革命後、中国は「国民国家」に変貌したといえるのか。そして、私たちの革命イメージのなかで、辛亥革命とそれに続く中国という国家はどのように受容されているのか。辛亥革命から一〇〇年。日本、モンゴル、満洲といった周辺の国々の視点に立ち、「革命」の歴史的意義とそれがもたらした功罪を再検討する。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 147ページ
  • 出版社: 勉誠出版 (2011/12/9)
  • ISBN-10: 4585226141
  • ISBN-13: 978-4585226147
  • 発売日: 2011/12/9
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 299,330位 (本のベストセラーを見る)
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By 閑居人 トップ100レビュアー
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内モンゴル出身の楊海英氏が中心になり、宮脇淳子氏らを交えて作成された本書は、1911年の「辛亥革命」後の100年を改めて問い直そうという試みである。
こういったスタイルの書物を手に取る人は、中国研究の周辺にいる人々であろうから、筆者の名前を見ただけで内容をほぼ推し量ることができるであろう。「五・四運動」が、コミンテルンの策動とアメリカの労働組合からの援助でなされた政治行動であり、「内発的民族運動」にほど遠いものであったこと。内藤湖南も、過去の文化遺産を廃棄するこうした運動に、中国革命への同情を失ったこと。「満州帝国」が共産党が国家システムを運営しようとしたときのモデルであったこと。「満州国」が「偽国家」とされるのは、「中華民国・台湾」を「偽国家」とすることと同じであること・・・。
ところで、馬場公彦氏は「日本の植民地政策」は、(宮脇氏から揶揄されても)「英米がどうだったからと比較して免罪されるものではない」とおなじみの台詞を吐く。これはそう言われて動揺する日本人には通じるが、国際的には全く通用しないものである。なぜなら、こういったことを言う方々は、帝国主義の総本山や社会主義の仮面を被って民族浄化を図るような国には何も言わないからだ。相手にされないからである。
「いい加減にしてもらいたい」と評者は思う。歴史家の使命は、人類史を公平な眼の高さで、起きた事柄を評価することである。せめて「バランスのとれた視点で評価したい」と言うべきであろう。
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