本作は、
「美しき海賊のプリンス」
「プリンセスと暗殺者」
に続く、アセンシオンシリーズ三部作の最終巻です。
「プリンセスと〜」を読み終わったあと、
実はなかなか読み始めることができませんでした。
なぜかというと、2部作目で大変なへなちょこぶりをみせた
ラザールの息子であるアセンシオン王子、ラファエルがヒーローだったから。
2部作では、全くいいとこなし(放蕩ぶりもいいとこ)で
なおかつ、美女の罠に落ちたことで国を危機に陥れそうになった、
ラファエル王子。いいのは顔とスタイルだけの薄っぺらいイメージだったんです。
読み始めると、そんなラファエルがダニエラと出会い、真実の愛に目覚めていくのが
面白くて一気に読めました。
ラファエルは、クレイパスの壁の花シリーズにでてくる、セバスチャンとキャラが似ているのかな、とも。
そして、読み進めていくうちに、一番へなちょこだったのは・・・
ラザール!!!あんたってやつは!!
最後の最後に、やってくれたね・・・という感じでした。
アセンシオンシリーズのヒーローに全員に可能性ある事件ですが(とくにダリウス)
私がラザールに吠えた理由はぜひ本作をお読みください。
あと、星をひとつ減らしたのは邦題のセンスがいまいち・・・
もう少し、ロマンチックな感じにできなかったのかな?
この手の作品はタイトルと帯がイメージを左右するように感じています。
(あと表紙もね)
3部作と言わずに、ラファエルの弟レオ王子のストーリーも
番外編で書いてほしいです。