今回のCDで何と言っても一番光っているのは宮野さん演じるアラジンでしょう。
外面上の温和な喋りと内心のどす黒い本音のギャップは前からですが、今回は実に表情豊かな一面を見せ(?)てくれます。
悪巧みするときの「月」を凌駕するような極悪な喋り、
サンタに関する知識を披露するとき見せる、ドロドロした話が好き?なヤンデレな一面(同時発売の学園CDでもそれを示唆するシーンあり)、
姫に語りかけるときの甘い声、
こたつや鍋を楽しむときの心からくつろいでるような力の抜けた声、
柏餅に苦しめられたときのリアクション、
闇鍋での狙ったようなチョイスをして内心ほくそ笑んでるのが見え隠れする態度、
素晴らしく嘘くさいセリフを「キラーン」と言う擬音が聞こえそうな程高い声で言ったり、
嫉妬の余り激しく動揺しぶち切れるシーン等・・・
宮野さんの芝居が好きな人は買いだと思います。
次に光ってるのは、源氏でしょうか。
今回彼は全般にわたり、場の盛り上げ役です(笑)。
後半善人(しかしスケコマシなのは相変らず)の源氏が登場しますが、そのとき吉野さんの芝居が、名作(笑)シリーズ「狼はつらいよ」で演じた「イケメンこぶた三男(から悪巧みを引いたキャラ)」にしか聞こえませんでした。
あと、聴き所としては、カエルの王子の予想通りバイオレンスな新婚生活と、日本の教会で挙式を執り行う外国人神父さんにしか聞こえない「泉の精霊」さんといったところでしょうか。
ちなみに、今回周りが濃すぎて、折角の置鮎さんのコミカルな演技が埋もれてしまってるので、「突き抜けた帝」を聞きたかったら、確かに「学園CD」か「いばら姫」を聴いた方がいいかもしれません。
ただ無難に収まってるかもしれませんが、私はこのおなじみのキャストが集まったときの、芝居やコメンタリーに滲み出るアットホーム感が好きなので、星5つとさせて頂きます。
(スノボの話題で語る宮野さんと吉野さんは可愛かった・・・)