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王女マメーリア (ハヤカワ・ミステリ文庫)
 
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王女マメーリア (ハヤカワ・ミステリ文庫) [文庫]

ロアルド ダール , Roald Dahl , 田口 俊樹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

17歳の誕生日の朝、王女マメーリアは鏡に映った自分の顔に愕然とした。不器量な少女が、一晩で眼もくらむような美女に変身していたのだ。彼女は美しさゆえに絶大な力を身につけるが、かわりに優しい心を失っていく。やがて、マメーリアの傲慢さは彼女を不幸な運命へ導くが…大人のための寓話である表題作の他、鮮やかで洒落た結末や残酷な味など偉大なストーリーテラーのすべてが堪能できる九篇。日本オリジナル短篇集。

登録情報

  • 文庫: 254ページ
  • 出版社: 早川書房 (1999/01)
  • ISBN-10: 4150712565
  • ISBN-13: 978-4150712563
  • 発売日: 1999/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 432,990位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaizen #1殿堂
形式:文庫
「チョコレート工場の秘密」「マチルダ」「こちらゆかいな窓拭き会社」の童話を出しているダールの大人向け短編集です。
「チキチキバンバン」「007」の映画の製作にもかかわっています。

そんな機知にとんだダールの話らしい展開です。

最初の「ヒッチハイカー」は、前半はダールらしくないなという気もしましたが、後半になると、なるほどという展開でした。

短編集なので、一つ一つ、他のダールの作品と比較しながら読むことができます。
ヒッチハイカーは、「父さん狐」に近いでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By crow
形式:文庫
ダールと並び評されることの多い国内作家が阿刀田高氏であるが、
ともに『奇妙な味』を持ち味としているせいだろう。
ただし、ダールの方が毒はなく、より『御伽』的な感じ。
さもありなん、童話作家としての評価が非常に高く、『チョコレート工場の秘密』など、
英本国ではあの『熊のプーさん』よりも人気があるということだ。

さて、『残酷』、『毒のある』などと表されるダールの物語の世界であるが、
本書を読むと、どうもそれが疑問に思えてきた。
もちろんそれらは大抵『隠し味として』と但し書きつきで表現されることが多いのだが、果たして本当にそうだろうか?

確かにダールの短篇は、最後の最後まで油断できない。
この人物の人柄の裏には何かあるのでは?
この言葉の裏に、何か悪意が隠されているのでは?
風変わりな登場人物や、明快でテンポのよい文体にあっという間に惹き込まれて
読み進みながら、そんな不安感が頭の片隅から消えない。

そして目も眩むほどの素早さと鮮やかさで魔術師がマジックを披露するかのような、意表を突く結末。
最後の1、2行を読んだ瞬間、まさにマジックショーを見せられた気分になる。
残酷といえば残酷。
皮肉といえば皮肉。
けれども決してひねくれてはいない。
時には、涙が出るほど感動するオチもある。

本書においては、短篇小説として文句のつけようがなかった。
本当に読んで良かった。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 読んで損はないと断言できる。短編集だが、なかなかあなどれない。本書は特に厳選された作品集なので、これから試してみようという方、ぜひどうぞ。こういう皮肉いっぱいの作品には最近当たらないので、貴重だ。
 以下、余談。故服部まゆみ氏の傑作「この闇と光」にダールという名前の犬が登場する。この作家からとった名前なのだ。耽美系だが、よろしかったらそちらもどうぞ。
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