毎巻楽しみにしていた
[玄米せんせいの弁当箱]は
第10巻が最終巻となった。
1食目(第1話)「ありがとう」は
『弁当の日』を小学校でやってみようと
玄米先生と教員の先生方が考える。
小学校の先生の1人[宇部先生]は
弁当の日を面倒に思うのだが・・・。
この話で玄米先生が宇部先生に述べることは
自分には少々耳の痛い話であった。
料理を作ってくれた人に
感謝はあっただろうかと
問い掛けられるのだ。
私の母親や家人が読んだら
どう思うであろう。
最終話『食べることは生きること』は
前・中・後編の3部作だ。
玄米先生と師匠の茶花先生が
なにやら計画を立てている。
「また何かはじめたか」
と思う学長らだったが、
それはもっと壮大なものであった・・・。
最終回の中で、
これからの日本に対し提案がなされている。
「みんなで力を合わそう」という
作者・魚戸おさむ先生の力強いメッセージがある。
作中に登場する[理想郷]は
「本当だったら良いのに」と思うと同時に
今の私たちの食生活を鑑みると
やはり考えさせられる内容だ。
しかし、ついに終わってしまった。
漫画でもこういった良書は
なかなか出会えない。
ぜひ『特別読み切り』などで
「続・玄米せんせい」が読めますよう
ひたすら祈る次第である。