■SIL3114で1時間かかるコピーが、本製品は42分で終わります。
同じPCIバスでも、廉価版のSIL3114チップ製品(SATA4P-PCI・SATA1.0仕様)で1時間かかるファイル書込(平均50MB/秒)が、本製品では42分(平均71M/s)で済みます。
「PCIではバス速度133MB/sがボトルネックだからSATA2.0(300MB/s)もSATA1.0(150MB/s)も同じ」といえるほど単純ではなく、チップ自体の性能や、SATA2.0の高速性によるオーバヘッド縮小等が大きく響くのでしょう。
確かに、CrystalDiskMarkのSequential/Random 512KBのRead値については、SIL3124とSIL3114は同値となります。一方、書込性能には差があり、特にRandom512Kでは1.44倍差となります(49MB/秒 vs 34MB/秒)。この比率は、ファイルコピー実測の性能差(1.41倍)と近いです。
■ポートマルチプライヤ(PMP)に対応(FIS方式)
SIL3114,SIL3512,SIL3112,VT6421x等の廉価なPCIバスSATA/RAIDカードは、いずれもPMPに非対応です。PMP/FIS対応のPCIカードは、SIL3124を採用した本製品とSATA2RI4-LPPCI位です。
■CrystalDiskInfoでは2台目以降のドライブが見えません(Win7SP1x64環境)
残念ですがCrystalDiskInfoの仕様なので…。代わりにHard Disk Sentinel と Acronis Drive Monitor がフリーで使えます。シェアウェアではActive Harddisk Monitorが使えます。Activesmartは2台目以降のSmart情報が1台目と同だったり、大容量ドライブの認識がおかしかったりでNGです。おすすめは、Hard Disk Sentinelですね。
■BIOS干渉トラブルへの対応について
本製品のBIOSと、他のSATAカード・マザーボードRAIDが干渉して既存ドライブから起動できなくなる場合は、Silicon ImageがHP上で配布するDOS版Flashツール(updflash.exe)により、BIOSを消去すれば解消します。途方に暮れる必要はありません。なお、Windowsコマンドライン版のSiFlashTool.exeは、コマンドラインを管理者モードで開かないとカードを認識せず、認識してもBIOS消去機能はありません。FD等が無くDOS版ツールが使えない場合は、BIOSイメージファイルをバイナリエディタ等で0xFFで埋めて、これをデバイスマネジャのFlash BIOSタブで焼けばOKです。