1巻・2巻はお約束ストーリーでも、問題なく読めたのですが、3巻から話の方が面白くなくなってきました。荒川先生の絵でなければ、★1つです。
まず父親を殺した男が目の前にいるのに、「両親が死んだのは主人公のせいだ」という言葉をすぐ鵜呑みにして恨み言を言う、ヒロインの心情についていけません。
そして3巻でそれだけの恨み言を言わせておきながら、4巻でなにもしなくても、あっさり術(?)が解けている。説明不足に感じました。
さらに理解できないのは、憎く思った直後に、ヒロインに恋心が芽生えているところです。なぜ?と疑問符ばかりです。
途中で裏切ったキャラがまた戻ってきましたが、
実の父に従い義理の父を殺す→やっぱり主人公達のところに戻ってくる
この一連の行動のなかに、彼の中で一体どんな葛藤があったのかを、話が描ききれてません。絵のほうは頑張ってたと思いますが…。
長く育ててもらったり、一緒に暮らした「義理の関係」というのは、こんなにも薄っぺらいものなのでしょうか。
1巻・2巻で気に入っていたキャラクター達の行動が、破綻しているのを見るのは辛かったです。
荒川弘先生のファンであるだけに、話が足を引っ張りすぎている印象があるのが残念です。
次の巻で完結するということで、一応最後まで読みたいとは思います。