獣人と高校生のピュアで切ないラブストーリー。
通り魔に襲われた高校生の由原尚季は、狩野飛月という男に助けられる。強引な手口により、飛月と一緒に暮らすことになった尚季は、凶暴そうな見た目に反し、無邪気で優しい男に急速に惹かれていく。だが、仕事に行くたび尋常さを失う飛月に、尚季は昼夜を問わず、荒々しく抱かれるようになる。次第に獣じみていく飛月の異変に不安を覚える尚季は、彼が凶悪犯罪者を抹殺するため、秘密裏に造られた「猟獣」だと知り―。
尚季と飛月の双方向からの視点で巧みに話しが進められている為、感情移入しやすくストーリーにのめり込めました。
特に飛月の一途な気持は読むにつれグッと心に喰い込んできます。
後半、孤独な二人が命がけでお互いを想う気持ちに涙が止まりませんでした。
注意事項として獣姦があります(一度だけ)。
苦手な人もいると思いますが、ストーリー上大切な要素で、あまりグロくはありません(・・と、私的には思うんですが)。
一秒でも長くこの2人が幸せに一緒にいられるようにと、切に願わずにはいられない話。
読み応えのある一冊、オススメです。