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獣の奏者 II 王獣編
 
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獣の奏者 II 王獣編 [単行本]

上橋 菜穂子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

上橋菜穂子渾身の長編ファンタジー
王国の陰謀に果敢に立ち向かう少女・エリン。獣を操る技を身につけた彼女が選んだ未来とは?
「王獣は、けっして人に馴れることはない。甘い幻想を抱いて近づきすぎれば、爪で引き裂かれて死ぬことになる」師匠にそう言われても、エリンは、王獣を恐怖で支配することを拒む。はたして人と獣がともに生きる道はあるのか?
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる……。王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?



豪華作家対談企画! それでも人は夢を見る

福岡伸一  『生物と無生物のあいだ』『世界は分けてもわからない』
  ×
上橋菜穂子 『獣の奏者』I~IV<闘蛇編><王獣編><探求編><完結編>

対談ページへ

内容(「BOOK」データベースより)

傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる…。王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。―人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?著者渾身の長編ファンタジー。

登録情報

  • 単行本: 422ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/11/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062137011
  • ISBN-13: 978-4062137010
  • 発売日: 2006/11/21
  • 商品の寸法: 19.2 x 14.2 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 11,106位 (本のベストセラーを見る)
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64 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
1巻目の獣の奏者"闘蛇(とうだ)編"を読み終わった直後、いてもたってもいられなく
なり、すぐにこの2巻の"王獣編"を購入してしまいました。
1巻目と同じく、怒涛のような物語に呑まれながらも、最後には深い、じんわりとした
感動(これしか言葉が思い当たりません・・・)に静かに包まれて、読み終わってからも
しばらくは呆然としてしまって、気持ちが現実に戻ってきませんでした。

「守り人」シリーズにも共通して言えますが、この「獣の奏者」シリーズも、
まったく架空のファンタジー世界でありながら、その異世界に生きる人々や生き物の
生き生きとした、"体温"の感じられる血の通った描写は、読み手の心を温かくし、
時には(主人公のエリンと一緒になって)泣いたり(泣きそうになったり)怒ったり、
感動したり絶望したり・・・と、作者の上橋菜穂子さんの、温かかく、時には厳しい、
"人間"や生き物に対するまなざしを、ひしひしと感じることができました。

容赦のない出来事が次々と起こる中で、懸命に獣たちのためを思って生きるエリンが
希望だけではどうにもならない「現実」を知って絶望し、むなしさにとりつかれながらも、
その果てに見えたものが、一筋の小さな、でも安易ななぐさめではない、真の"希望"と
なるものだった事に、本当に、何と言うか・・・涙が出る思いでした。

「守り人」も、このシリーズも、上橋さんの描かれる物語と世界、そして人々や
生き物たちは、ただの"ファンタジー"の枠を超えた、本当に質の高いものだと思います。

この作品に出会えて、本当に感謝したいです。
このレビューは参考になりましたか?
38 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前半の細やかな描写はもとより、中盤からラストまでの疾走感、そして圧巻のラストシーン!

性急過ぎる、あれでは他の者たちがどうなったのかわからないとの声もあるようですが、あの王国がどういう風に変わろうと、登場人物たちがどのような末路をたどろうと、その「結果」を描くことに作者が興味があったとはどうしても思えません。
権力闘争の芽は絶えないまま、軋みは消えないまま王国は異民族の侵攻にあい、争いと混乱の中消えゆくのかもしれないし、権威がなくなりゆるやかに滅亡していくのかもしれない。

ただ最後の数行が象徴するように、大きな大きな流れの中で、人の歴史の何もかもが小さな点にしか過ぎず、生物という枠組みの中で生きている、その大河の中で、人も獣も何もかも矮小でいて、それでいて燦然と輝けるひとつの小さな星だとエリンがわかった事こそが、重要ではなかったかと思うのです。

リランのこころは永遠にエリンには分からない。
人間同士ですら分かり合うことはできないのに、どうして異類のものとわかりあうことができようか、と。
でも、その垣根を超えてリランはやってきた。
交わることのない点と点が、一瞬だけ交差した。エリンが奏で続けた答えが、確かにそこにあったのです。

他者とわかりあうことは難しい。だけど、通い合わせようと奏で続ける行為こそが他者と自分とを繋ぐ一瞬の光になりえるのではないでしょうか。

ラストシーンから推察する状況は決して希望に満ちた船出ではないかもしれません。
ただ、リランとの邂逅が、あの飛翔こそが、森の湖面のように深く壮絶なまでに孤独であったエリンの魂にもたらした他者との絆、一筋の希望ではないかと思うのです。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒュー VINE™ メンバー
形式:単行本
 本書を読みながら、ラストシーンの出来栄えを気にしていた。どうなるのであろうか?と。そんなわけで、少しずつ少しずつ読んでいった。

 そして本日ラストシーンに出会ってしまった。

 えっ?実は最終部分を2・3回読み返した。噛み締めた。

 ナルホド、かなり考えてある。

 しかしながら、賛否両論はあるような気がする。私はこのラストに○です。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
子供にも読んで聞かせたい
大人の童話だと思います。
残酷さも現実感もある知って損はしない
ファンタジーかと思います。
子供がいるなら読み聞かせたい物語です。
投稿日: 25日前 投稿者: キュープラー
ほとんど新品
説明書きのとおり、表装、中身ともきれいな状態で非常に満足しています。楽しみにしていたクリスマスプレゼントに娘も満足していました。
投稿日: 4か月前 投稿者: terudell
少女の悩み・葛藤が胸に静かに迫る
... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 一ライト層
観点の違い
この物語を、人間の『野性への畏怖』『自然との共存』というテーマで読むか、あるいは『特異な能力を持った少女がその能力ゆえに陰謀に巻き込まれていく=黒幕ダミヤとの戦い... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 雪子姫
信じて進んだ道の先
読み終えて数日経ちます。いろいろな事を考えさせられる作品だと改めて思っています。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/7 投稿者: マレーグマ2号
ファンタジーが苦手でも、ものすごく楽しめます。
私はファンタジーはちょっと苦手ですが、上橋菜穂子さんの作品だけは別です。
「守り人」シリーズやその他の作品も好きですが、この『獣の奏者』は... 続きを読む
投稿日: 2009/9/13 投稿者: yosnoiz
一人でも多くの方に読んで頂きたい
このお話は、世の中の厳しさを思い知らされるような作品でした。
ですが、人間の温かさや優しさを感じられるような作品でもありました。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/12 投稿者: 田舎の学生
さすが上橋さん!!
素晴らしいです。
2冊同時に購入し、届いてすぐ読み始め…学校サボって一気に読みました、すみません(笑)... 続きを読む
投稿日: 2009/7/29 投稿者: 佐倉ユウ
早く続編が見たい!
NHKのアニメを見て、すぐに2冊購入しました。
アニメでも新鮮な感動がありますが、本の内容も大変すばらしく、一気に読みました。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/16 投稿者: ナータ
う〜ん……
精霊シリーズにひけをとらない面白さなのですが、終わり方がいまいち納得いかないというか、消化不良な感じです。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/13 投稿者: 椿
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