- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
70 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
期待に違わぬ新作長編ファンタジー,
By
レビュー対象商品: 獣の奏者 I 闘蛇編 (単行本)
「守り人」シリーズでおなじみの、上橋菜穂子さんの新作長編ファンタジーの第1作目です。「守り人」シリーズと同じく、まったく架空のファンタジー世界ですが、 浮いたところ、軽いところは一つもなく、主人公のエリンををはじめとする 物語に関わる人物の一人一人が確実にこの「世界」に生き、理不尽な出来事に 直面しながらもたくましさや希望、あらゆる感情を持って、現実の自分たちと同じ 先のわからない人生を生きているのだと、どっしりと感じさせられました。 上橋さんの作品は、なんと言っても"血の通った"、いい意味で人間くさくて 魅力ある人物たちと、"土の香り"がする、生きた世界観が魅力なのではないかと 思うのですが、この作品も期待に違わず、その世界に生きる人物たちの「息吹」を 感じさせてくれながら、怒涛のように流れていく物語の展開で息をもつかせず、 時にはほっとしながらも、冒頭から終わりまで、駆け抜けるように一気に 読ませてくれるものでした。 数奇な運命をたどる主人公、エリンが抱く母への思いや憧れには、読んでいる自分も 温かくなり、突然やってきた別れ、大好きだった母を失った悲しみなどは、 刺すような気持ちがひしひしと伝わってくるようでした。 少々内気なところもあるけれど、芯は強く、誰よりも向上心と"真っ直ぐな魂"を持ち、 大好きで憧れだった母と同じ道を歩もうと決意するエリンが、読んでいてとても好きになりました。 2巻目の購入はもう少し先にしようと思っていたのですが、この1巻目を読み終わった 直後、すぐに購入を決めました。 これからエリンに関わってくると思われる人物たちの動向や、物語の展開も 当然気になるのですが、なにより、"まっすぐに"獣たちと関わっていこうとする、 エリンの姿に、また会いたいので。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
原作の奥深さを味わってほしい,
By
レビュー対象商品: 獣の奏者 I 闘蛇編 (単行本)
今、NHK教育でアニメ化されていますが、キャラデザインがちょっと幼稚な感じがしたり、オリジナルキャラの道化役がうっとうしいと感じたり、王獣がしょぼい感じがしたり、 オリジナルエピソードに違和感を覚えたり、何よりエリン役のタレントの発声のまずさや 演技力のお粗末さにがっかりしている原作ファンは私だけではないのではないでしょうか? アニメでしかエリンをしらない人には、ぜひ原作を読んでと言いたいです。 アニメでは描ききれない深い心のひだや、アニメオリジナルのキャラやストーリーを 取り去った、本当の『獣の奏者』を知ってほしい。 エリンやイアルはもっともっと魅力的です。
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
国産ファンタジーの大傑作。本書〜「王獣編」と、夢中で読みふけっていました,
By
レビュー対象商品: 獣の奏者 I 闘蛇編 (単行本)
読み終えてから一週間経ったけれど、この作品の素晴らしさ、面白さをどう言葉にしたらいいのか、いまだに考えあぐねています。どんなに言葉を尽くしても、このファンタジーの凄さを伝えきれないような、そんな気がしてならないからです。読んでいる間もそうでしたが、読み終えてからますます、この物語には、もうかなわないなあという思いが強くなるばかりです。でも、本作品の素晴らしさを何とか自分なりに、簡単にでも言葉にして伝えたい気持ちもあって、こうして書いている次第です。今振り返ってみて、とても鮮やかに、上手く描き出されていたなあと思うのは、主人公の少女エリンと王獣リランの距離感が変化していくところ、殊にエリンが、自分とリランとの間にどうしても越えることの出来ない、越えてしまってはまずい一線を発見して慄(おのの)くところ、そこでした。そして、その「越えてしまってはまずい一線」いうのが、王国に昔から伝わる「王獣規範」の隠された意図と実はつながっているらしいという話の構図、設定が、もう本当に上手いなあと。エリンにはどうしても納得できない、この「王獣規範」の真の意図が明らかになった時、王国建国の歴史の謎が、するするっとほどけていくのですね。ここで私はもう、「うわーっ、参りました」てな、脱帽、戦慄、感嘆の思いに駆られるしかありませんでした。 本作品の素晴らしさについては、北上次郎氏が、『小説新潮 2008年9月号』の中、「ファンタジー嫌いにすすめるファンタジー」で取り上げ、語っておられます。そのおすすめの文章を目にして、この物語と出くわしたようなわけで・・・。読んでいる間はもう、時間の経つのを全く忘れて読みふけった至福の数時間でした。心の片隅にいつまでも残るだろう、問答無用でわくわく、はらはらさせられたファンタジーです!
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
関連トピック一覧のアクティブなトピック
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|