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獣の奏者(3) (講談社青い鳥文庫)
 
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獣の奏者(3) (講談社青い鳥文庫) [新書]

上橋 菜穂子 , 武本 糸会
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

傷ついた王獣の子・リランを救おうとしていたエリンは、ある夜、竪琴の夢を見る。ついに、リランと心を通わせたエリンを待ち受けていたのは、苛酷な運命だった。王獣を操る術を見つけてしまったエリンは、王国の命運をかけた争いに巻きこまれていく。傑作ファンタジー第3弾! 巻末には、上橋菜穂子氏と石崎洋司氏の豪華作家対談〈後編〉を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

傷ついた王獣の子・リランを救おうとしていたエリンは、ある夜、堅琴の夢を見る。ついに、リランと心を通わせたエリンを待ち受けていたのは、苛酷な運命だった。王獣を操る術を見つけてしまったエリンは、王国の命運をかけた争いに巻きこまれていく。傑作ファンタジー第3弾。巻末には、上橋菜穂子氏と石崎洋司氏の豪華作家対談(後編)を収録。小学上級から。

登録情報

  • 新書: 288ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/3/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062850761
  • ISBN-13: 978-4062850766
  • 発売日: 2009/3/14
  • 商品の寸法: 17 x 11.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 131,466位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 徳保隆夫 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
地球に似た、いくらか重力の小さな世界を舞台に、獣と共に生きることを決めた少女エリンと過酷な運命との相克を描く大河小説の第3巻です。

幼い王獣の世話を任されたエリンは、音無し笛による屈服を排し、王獣と僅かに意思を通じ合うことに成功します。前巻までの積み重ねが威力を発揮し、エリンが「王獣規範」を拒否して独力で「奏者の技」を発見するに至る過程に、説得力があります。一方、(読者には詳細が伏せられますが)エリンが「大罪」の意味を知り、それでも究極の選択を迫られ決断する場面は胸に迫ります。

この青い鳥文庫版では全ての漢字にルビが振られており、行間は広く、文字は大き目、といった配慮がされていますから、小学校高学年以上の物語が好きな方に、広くお勧めできます。「ハリー・ポッター」シリーズを読みこなせるなら、まず問題ないでしょう。

「獣の奏者」はエリン10歳から19歳までを描く「I 闘蛇編」「II 王獣編」でいったん物語は収束、30歳以降を描く「III 探求編」「IV 完結編」は新たな展開を描きます。2009年末の時点で青い鳥文庫版は第4巻までで、I・IIを収録しています。本書第3巻は「II 王獣編」の前編です。
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形式:新書
カザルム学舎への入学、王獣リランとの邂逅、「王獣使い」となったエリンが政治の駒として翻弄され、獣に対する気持ちや、過去の悲劇と自分がやっていることとの関係に苦悩しながら、一気に第一エンディングへ。

エリンは、探求することをやめられない、猟奇的、憑かれている、、、そう言った感じになっていきます。自分のしたい研究が、物理的にも政治的にも命がけのものであることがわかってきます。そして、それでもその道を行く自分を、どうしても止められないのです。
もはや、ハイジのような無垢な山少女ではない。。。私はそういう猟奇的な彼女が好きです。ちょっと傲慢な感じさえしますが。王獣に乗っているエリンはまさに「神」状態なのだから。

「獣は野にあるように育てたい」と言いながら、エリンの魂はより深く王獣とつながることを求めます。「野にあるように」って何でしょう、、、エリンの研究に拍車をかけるように「カザルムの王獣は野に帰すことはできない」という設定が与えられているんですけどね。

ところでエリンが聞いた重要な話がその場で明かされない、というストーリー展開があります。
暗にほのめかす感じにはなっているのですが、こういう展開が探求編以降もあります。リアルタイムに登場人物に寄り添えない感じがして、私はあまり好みではありません。

続きがあるのを知っているからかもしれませんが、仕掛けっぱなしで収拾していないような終わり方です。アフォン・ノア<神々の山脈>の向こうの悲劇って、、、? 闘蛇のお世話をしていた母の苦悩って、、、?
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