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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
飛翔,
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レビュー対象商品: 獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫) (文庫)
ストーリー構成が上手いなーと感心。
カザルム王獣保護場で王獣を接することで自身の知りたいこと、王獣を取り巻く規律、掟を知っていくことで世の成立ちに気が付いていくエリン、国の象徴的な存在である真王の側近くに控え、身をもって守る「堅き楯」のイアル。このイアルの視点を配することでエリンがその後巻き込まれていく物語とエリンの成長を上手く絡ませています。 野生の王獣や闘蛇と飼育されている彼らとはどこが違うのか、それは何故か。なぜ真王は王獣を弱らせ数を減らすような規範を布いているのか。人と獣のあるべき距離とは?抑えつけることなく、利用することなく、馴れ合うことなく、利己的な人と不可解な獣は共生できるのか? 最後の、空へと舞い上がるエリンとリランの姿がまぶしく、涙が出そうになりました。
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白かった!,
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レビュー対象商品: 獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫) (文庫)
闘蛇編に引き続きあっという間に読み終えてしまいました。
闘蛇編では母と引き離されるというつらいオープニングでありつつも、 その後の成長の過程では、ジョウンや王獣保護場の人々との関わり、 そして王獣と心を通わせるという、 エリンのつかの間の心あたたまる日々が描かれていました。 それが王獣編では一転、 禁忌の扉を開いてしまったエリンにさまざまな事態が降りかかり、 暗雲たちこめる雰囲気となってきます。 過去の災いの歴史も明らかとなり、 大きな運命に立ち向かわねばならないエリンの葛藤が ひしひしと伝わってきました。 ページをめくる手が止まらない・・・!! いずれにせよ、この大きな物語をどう落とし込むのかな、 と思っていたらとてもドラマティックなエンディングが待っており、 久々に感動してしまいました。 とてもよいものを読ませてもらいました。 続きも是非読んでみたいです。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
エリンが身体でつかんだもの,
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レビュー対象商品: 獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫) (文庫)
二巻の前半部分は、ミツバチの飼育を通してエリンのまなざしの方向と、そこから受け取ったものを噛み砕く様子、そしてその、消化から得た知恵をアウトプットするさまが、描かれています。
この養蜂で物語られる、エリンの必然がまた、読ませるんです。 エリンの育ての親でもある蜂飼いのジョウンはエリンの先生役でもあるのだけれど、 エリンというかけがえのない生徒を通して、自分の消化仕切れない過去を正直に見つめることができるようになるのですが、これはその一つで、まだまだ読ませる場所多数。 もちろん、この前半部分が後半部分に、効いてくる。王獣編の前奏曲として、すばらしい内容になっています。 獣を奏でる者、エリン。 獣と響きあうというやりとりから、彼女は血を流しながら(言葉のあやではありません)つかんだものは、僕にもやはり響き、まだ考え中の部分もあります。 余談ですが、ある種の薬の使いすぎで、ミツバチたちがいなくなるという事件が実際におきました。そういう予言的な、本でもあります。
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