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獣の夢 (角川ホラー文庫)
 
 

獣の夢 (角川ホラー文庫) [文庫]

中井 拓志
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

富山県宇尾島市氷上小学校。一九九五年八月。この学校の屋上で衝撃的な事件が起こった。六年生の児童二十三名が日没を待って夏休みの校舎に侵入。ふざけあうなどしているうちに児童の一人がコンクリートに頭部を強打、死亡するという事故が発生。他の児童たちは所持していたナイフで遺体を損壊。その一部を屋上から投下した。―そして九年後…。衝撃の書き下ろし最新作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中井 拓志
1971年福岡県生まれ。立命館大学経済学部中退。97年『レフトハンド』で第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 285ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/01)
  • ISBN-10: 4043464045
  • ISBN-13: 978-4043464043
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 742,827位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By It's me
形式:文庫
 小学六年の児童達が夜中の学校で事故死した級友の遺体をナイフでバラし屋上から投げ捨てる。金切り声を上げ走り回る児童たち。

 その事件を連想させる事件が九年後再び同じ小学校の屋上で起こる。そして、それを予言したかのような美少女の言葉「『獣』が戻ってきます。」

 犯人は?獣とは?

 面白い物語なのに、分かりにくい、読みにくい。

これは誰がしゃべってんだ??誰が考えてることなんだ!?

と何回も読み返してるうちにめんどくさくなってきた。

 登場人物の思考も書かれているが、めんどくさくなった私には、もはや女性か男性かも読み分けられない。

 粘り強く読める人にお薦めです・・・
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
中井氏の作品は『レフドハンド』以降、発売順に読んでいるのだが、作品の難解度や情報量、
ストーリー構成は作品によって、非常に浮き沈みがあると思う。
個人的な話だが、本作品は期待はずれだった。

ウイルス・集団心理・大脳生理学、数々のネタに挑んできた作者なのに、本作は『quarter mo@n』の
二番煎じとしか言えない作品だった。それに、メッセージ性は野沢 尚 の『破線のマリス』『砦なき者』に劣る。

次回に期待します。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本作では、「情報のひとり歩き」「マスコミの行き過ぎ」といったよくある題材の背景に潜む「集団無意識」がテーマとなっているようだ。といってもあまり心理学心理学した難解な論展開や解釈はなく、作者の個性的な軽口口調の文体と相俟って、最後まで興味深く読ませてくれる。

さて、本作最大の疑問といえる、“「獣」とは何か?”。普通に読めば、20字程度で要約できる程度にはわかる仕組みになっている。だがこの作者、物語の最終盤、わずか半ページで…(ここは云えない)。どんでん返しなんてものではないこのオチ。この作品を難解なものにしている唯一にして最大の要素がコレであろう。ひょっとしてタイトルの「夢」の意味って…。

本作の本当のテーマとして作者が意図したものは結局何なのか、考えをめぐらすのも楽しみのひとつかもしれない。国語の試験問題にでもなりそうだな、という気がしている。

PS この作者「ぶりぶり(擬音)」が好きだなあ。
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