第1巻からこの第6巻目まで何年経過しているかを考えるべきだ。この物語は主人公達がそれぞれの人生を背負って、格闘家になるという、これまでの格闘・暴力ものとは異なるものであったはず。一人一人を描き分ける力を失ったのか。それとも記憶の彼方に設定を忘れてしまったのか。試合試合の連続で、打つ、蹴るの繰り返しに終始した本編はまさに残念の一言だ。また、夢枕獏に問いたい。あなたは太極拳の戦闘法についてきちんと取材しているのか?理解しているのか?私は失笑してしまいました。もうひとつ問いたい。貴方は長編小説をまとめるつもりはあるのか。それとも壮大になりすぎて収集がつかなくなってしまったのか。お金を出して買った読者だからこそのコメントです。