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猿の惑星 (ハヤカワ文庫SF)
 
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猿の惑星 (ハヤカワ文庫SF) [文庫]

ピエール ブール , Pierre Boulle , 高橋 啓
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

恒星間飛行を実現した人類は異郷の惑星で驚くべき光景を目にする。この星にも人間種族は存在したのだ。だがここでの支配種族は何と、喋り、武器を操る猿たちであり、人間は知能も言葉も持たぬ、猿に狩りたてられる存在でしかなかったのだ。ヒトは万物の霊長ではない。世界中で絶大な反響を呼び、余りにも有名な映画の原作となった問題作。

--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

2500年、太陽系の探索を終えた人類は、初の恒星間飛行を企てた。宇宙船に乗りこんだのは、計画の立案者にして探検隊のリーダーであるアンテル教授、若い物理学者アルチュール・ルヴァン、ジャーナリストのユリス・メルーの三人だ。二年後、ようやく到着したベテルギウス星系には地球によく似た惑星があった。軌道上からの観察で、惑星には文明をもつ種族が住んでいると判明する。だが、着陸した三人がそこで見たものは。

登録情報

  • 文庫: 287ページ
  • 出版社: 早川書房 (2000/02)
  • ISBN-10: 4150113009
  • ISBN-13: 978-4150113001
  • 発売日: 2000/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 165,013位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By まる・ち トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 映画版があまりにもSF小説である。原作がフランス人だとさえ知らなかった。しかしハリウッド映画とは異なる魅力がある。

 ハリウッド映画では「冒険家と美女」的なステレオタイプな活劇風に味付けしてあり、特殊メイクと衝撃的なラストシーンが話題の中心である。しかし原作では一人称で語られる苦悩に満ちた内容である。SFの形を取ってはいるが「差別や偏見」そして「知性とは?」「人間とは?」という問いかけに終始満ちている。さらにひとひねりした終わりかたと言い、ハリウッドからはかなり距離がある感じである。公開当時のことは知らないが、原作を読んでいた人はかなりがっかりしたのではないだろうか。
 むしろ映画をご覧になった方に読んでいただきたい作品です。

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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 原作は、フランスだったんですね。作者のピエール・ブールは、第二次世界大戦中、マレーシアで、日本軍の捕虜になったことがあるそうです。その体験から、『戦場にかける橋』とこの『猿の惑星』が生まれた、とのこと。
 私は、映画を先に観ましたが、映画とは、設定が違います。

 1968年、2001年と、2回も映画化されていますが、どちらとも同じ話ですし、どちらとも違う話です。
 つまり、両方の映画を観た人も、この小説は十分楽しめます。

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15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
怪我の功名 2005/7/23
By occhi
形式:文庫
あまりにも有名な映画「猿の惑星」の原作であるが、内容はかなり違う。特に映画史に残るあの衝撃のラストシーンは原作にはない。
ラストは映画とは違うが、ある意味別の衝撃を受ける。

映画化された小説で、小説も映画も両方素晴らしいという例はほとんどないが、「猿の惑星」はその稀有な例と言えるだろう。
猿が人間を支配する世界という基本コンセプトは同じだが、映画と小説は別物として考えた方がよい。

作者のピエール・ブールは第二次大戦中に日本軍の捕虜となった経験があり、その時の経験をもとに「猿の惑星」を書いたという。
つまり、当時の欧米人にとってアジア・アフリカの民は猿同然の存在であったのだ。
その猿同然の日本人に捕虜として収容され、支配された時に感じた屈辱。
さらにその猿同然の日本人の方がフランス人より優れた兵器を製造し、敗北した事に対する恐怖。
「自分達は猿同然の日本人に立場を逆転されてしまうのではないだろうか?」
と。
そういう気持ちが創作の動機となったようだ。

もちろん日本人の僕は、そうした欧米人の白人至上主義が不愉快で大嫌いだ。
だから☆一個マイナス。
だけど、その感情をこうした創作活動にむけて素晴らしい作品に昇華させた事には素直に敬意を表したい。
創作にいたる背景はともかく、作品自体は文句なく面白いのだから。

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