'67年の1作目から続く『猿の惑星』シリーズになるのですが、それと知らずに観れば普通のパニック映画としても観れそうな感じがします。今作は1作目以前の話、即ちどういった経緯で地球が猿に支配された世界になったのかを説明する序章的位置付け。その為、1作目のように宇宙船に乗って320光年旅をするわけでもなく、舞台となるのが小さな街にとどまっているので全体的にスケールが小さくてSF色は薄いです。猿がどの様にして知恵を身に付け、言葉を発するようになったのか、何故人間に反旗を翻すようになったのか等、細かな心理面を描いていて序章としては良くできたシナリオだと思います。
猿のリアル過ぎるくらいの表情、動き等のCG技術も素晴らしく現実感があり感情移入させるだけの説得感があって驚きました。
あまり、これまでの猿の惑星を意識したり比較せずに観れば十分楽しめる作品だと思います。