Would you like to see this page in English? Click here.

中古品を購入
中古品 - 良い 詳細を見る
価格: ¥ 672

または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
 
   
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
猫鳴り
 
 

猫鳴り [単行本]

沼田 まほかる
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報


この商品を買った人はこんな商品も買っています


商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

宿した命を喪った夫婦。思春期の闇にとらわれた少年。愛猫の最期を見守る老人。それぞれのままならぬ人生の途に「奇跡」は訪れた。濃密な文体で、人間の心の襞に分け入ってゆく傑作長編。一匹の猫の存在が物語を貫く。

内容(「BOOK」データベースより)

宿した命を喪った夫婦。闇にとらわれた少年。愛猫の最期を見守る老人。ままならぬ人生の途に「奇跡」は訪れた。濃密な文体で、人間の心の襞に分け入ってゆく傑作長編。

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 双葉社 (2007/08)
  • ISBN-10: 457523589X
  • ISBN-13: 978-4575235890
  • 発売日: 2007/08
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 435,634位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この本のなか見!検索より (詳細はこちら
この本の別エディションの内容をブラウズ・検索
この本のサンプルページを閲覧する
おもて表紙 | 目次 | 抜粋
この本の中身を閲覧する:

この商品を見た後に買っているのは?


類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
猫という文字が目に留まって手にしたところ、表紙の絵が気に入って買いました。
猫との感動話のイメージだったのですが、内容はかなりハードです。
悲しみを持った主婦と心に闇を抱えた少年と、そして最後の時を迎える3部構成になっています。 
読み始めは、猫好きなら途中で読むのを止めてしまうかもしれません。 
ただし、人生の中で犬や猫に悲しみや挫折を救ってもらった経験がある人にとっては、共感できる1冊だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
50 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
一匹の猫「モン」が三者の人生に関わる。
「猫鳴り」とは聞き慣れないことばだが、はたして作中にそれに対する解釈があった。
この三人の胸に在る昏さは、信枝の場合「空っぽの底なし井戸」「虚無」と自覚し、
行雄は「ブラックホール」と呼ぶ。藤治は子供の頃から抱えている「死の恐怖」がそれだ。

どこからともなく現れて、捨てたはずのモンを飼うに至るまでの信枝と藤治夫妻の葛藤は
切羽つまったものだった。失ったものがあまりにも大きすぎて、現実を生きている
匂いがないような信枝の昏い心象に、モンが分け入ってくる。
行雄は彼らとは直接関係のない少年だが、自身の「ブラックホール」から脱出するまでの
行動や心理がなかなか粘っこい描写で、思春期の苛立ちを裏打ちしている。
モンは、同級生の元の猫として、効果的な役回りで登場する。

やはり、この作品の三篇のなかでも群をぬいて静謐で濃密な闇を描いているのは、
藤治の章だ。
老いた一人と一匹が、死にむかって生きてゆく。
もちろん、モンの体がきかなくなり衰えていくさまは、寂しさも虚しさも無念さも
ともなう。藤治にも医者にも、もう手立てがないところまでモンの症状は進む。
モンとともに生きる藤治は、モンから「死」というもののイメージを様々に
受けとる。世話をしているはずの藤治が、モンに別れの準備が整うのを待たせていると
自覚する場面がある。克明にそれを描く作者の眼。
「死」を、藤治はモンの老衰するばかりの日々を見つめながら、徐々に受けいれていくのだ。
老人と老猫の静かな余生。
この世に生まれ落ち、生きて、ただ生きて、死んでゆく。それは、猫も人間も同じこと。
尊く潔いまでの、モンの寡黙な姿に、どうしようもなく胸を突き上げられた。

モンの死を受けとめる藤治の葛藤を描ききり、生きて死ぬことの自明の理を
藤治も私も受けいれられたのである。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
沼田まほかるには良い印象がない。処女作「九月が永遠に続けば」を読んで、その絶望的な暗さと読後感の悪さに辟易したからだ。才能は認めるが、私の範疇ではない。

しかし今年(23年)になって「ユリゴコロ」や、文庫になった本書が評判になっているというので重い腰を上げた。

先ず「猫鳴り」というタイトルに惹かれた。意味は身体をさすったりした時、猫が安心しきって心地よく喉をゴロゴロゴロと鳴らす事だと本書の登場人物に言わせているが、寡聞にして知らなかった。

個人的に猫が好きなので、冒頭から子猫を捨てるシーンがあり、いやはやどうなるものかと思ったものだ。

本書は3部構成から成っているがプロットが弱いように思う。少ない登場人物なのに、それが巧く活かされてなく、いつの間にか舞台から消えてしまうのだ。3部は結局、殆ど藤治とモンの世界になる。

と、ここまで文句を付けてきたが静かに読んで行くと、藤治がモンの寿命が尽きるまで、甲斐甲斐しく世話をする様は深とした感動を呼ぶ。

安楽死とか、逆に延命措置とか色々考えるのだが、若い獣医の「自然に」という言葉で、藤治は有るがままのモンと対峙しようとする。「猫鳴り」とは余韻のあるタイトルである。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
いのちの逞しさ
「兄一家が涙した」という前触れで私のところへやってきた、
小さな捨て猫が訳あり夫婦に拾われて成長し亡くなるまでを... 続きを読む
投稿日: 5日前 投稿者: かほ
偉大な隣人
人に ”飼われる” 所謂ペットには色々あるけど、猫は高貴でクールな印象。
もちろん、猫それぞれだとは思いますが。... 続きを読む
投稿日: 11日前 投稿者: シャカリキけー助
うーん
第二章はわりと好きな感じでしたが第一、第三があまり自分的に好きな感じではありませんでした。... 続きを読む
投稿日: 20日前 投稿者: よもっとん
なんとも不思議な読み心地
最近スマホで電車の中が終わってしまい読書をサボっていましたが、... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: かめしゅん
猫鳴りに共鳴した人々
生きるとは何か?

死とは何か?

命を扱うとはどういうことか? 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 悪魔の毒々ハムスター
猫を飼っている人は電車で読むのはやめましょう。
朝の通勤電車で最後の章を読んでしまいました…
落ちそうな涙をこらえるのが精一杯です。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: にゃんちゃん
生やさしい動物モノではありません
最近、やたらと評判を耳にする沼田まほかる。ずっと気にはなっていたんだけど、なかなか、読む機会がなかったが、たまたま友人から勧められて読んだのがこの本。私が猫好きと... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: hamachobi
着地点なき猫小説
何人かのレビュアーも書いているとおりであるが、結局のところ作者が本書を通じて何を表そうとしたのか掴めなかった。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: in-sight
「猫を飼うということ」
 タイトル買いした愛猫家や、ほんわかしたペット物語を想定して読むと脳内に一撃くらわされます。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ケン キ オクラ
猫を通した人生学と、精緻極まる文章力の凄さ。
今作に登場する「モン」は、ただのペット然とした猫ではない。

飼うことになった経緯から言って、ペットというスタンスではない... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: Shopper
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す







この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック