登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
このマンガには嫌な人がでてこない,
By マンガ好きの中年 "タック" (浜松市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 猫絵十兵衛御伽草紙 5巻 (ねこぱんちコミックス) (コミック)
怒る人、ケチな人、ボーとした人はいるけれど、心根の温かいところが描かれていてホロリとする。中年のおじさんには堪らない。十兵衛とニタは狂言回しとなって、いいところで出てくる。話の間もとてもよい。作中の猫芝居の戯作者が言う「わっちはねえ。化け猫の哀切ってヤツを表してみたかったのですよ」。これは作者永尾まるさんの思いでもあるのでしょう。お気に入りの作品です。
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「江戸時代」が立ち上がってきて、今回は少し猫が脇役に,
By
レビュー対象商品: 猫絵十兵衛御伽草紙 5巻 (ねこぱんちコミックス) (コミック)
猫絵を描く十兵衛と相棒のニタが、市井のいろいろな事件に出会って行くなかで、もちろん化け猫関係はおもしろかったですが、それ以外では、これまでは、犬の子を育ててしまう雌猫とか、主人のために尽くす猫、三味線になってしまったおっかさんを尋ねる猫など、猫キャラの強さ、いじらしさを追ってゆくものが多かったような気がします。絵柄からにじみでる猫の愛らしさ、そしてあの「猫笑顔」。猫の気持ちを抱きしめられるマンガでした。 今回の巻は、たとえば「にゃんまみ陀仏」で実際にこの時代にあったお布施集めを扱っていたり、「トラ助の花見」でのとうがらし売りの風俗とか辰巳芸者の意地とか、社会的な、より広い視野で物語がすくいあげられているような気がしました。「いない猫」では、感性が鋭いけれどのらくらしている若旦那の生き方、「猫のお白州」では商家の吝嗇なおかみの生活(七夕のご馳走なども含めて)、「猫芝居」では芝居小屋と、人間がわのやるせない事情のほうにスポットライトがあたり、そこから猫を照らしだしている、そんな感じがします。 その意味では人間側に感情移入させられることが多く、猫の比重がやや軽かったかもしれません。 しかし江戸の風俗と猫がしっかりかみあっているのをみると、あらためて、ああ、これは漠然と時代劇なのではなく、また猫の生き方にだけスポットライトがあたっているのではなくて、「江戸時代」というリアルで具体的な世界を描くマンガだったんだ、と思いました。背景となる世界がもっとよく見えた、というのか、ちょっと別のアスペクトが出てきたかなと思います。 前より少しコマ割りが大きく、絵が白っぽい気はしますが、このさき、この時代の社会性(オカルト以外の部分の)にどうつっこんでゆくのか、そちらも楽しみです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|