ニタと十兵衛の最初の出会いの話、「ニタ峠の猫仙人」。
娘姿のニタ様、色っぽいです。でも、よく見ると猫姿のニタと似ています。特にこの話の最後で十兵衛と旅に出るニタ。意地悪そうな流し目が何とも…
本編のまんがは、いつも通り江戸の雰囲気と猫の猫らしさにあふれていて、江戸と猫が好きな人にはたまりません。また、表紙や口絵の美しさは抜群だと思います。
あと、最後の作者さんのエッセイ風まんが。猫飼いにとってあるあるネタが的確に表されています。白猫の方が凶暴な感じというのは、たしかにありますね。エサがほしくてキラキラ瞳で見つめておいて、もらえないとなったら態度を豹変とか。
そのほかにも、人情あり涙あり、ゴジラニタ様あり空を飛ぶ猫樽あり。全編楽しめます。