ご町内神さまコメディーでおなじみ、猫神やおよろずの4冊目です。
前巻から登場のこよりが引き続き猛威をふるうのかと思いきや、あっさりと黒幕登場で事件の全体像はかえって不透明になってきました。ちなみに黒幕は未登場だったあの偉い神様です。
本編の方は、前巻の月読の要請に戸惑う繭を、謹慎破りのメイ子と笹鳴が海に連れ出す水着回と、月に帰ることを打ち明けた繭に問いかけた柚子の言葉から始まる回想編(次巻に続く)からなっています。
水着回の方は、月読邸討ち入り以来盛り返してきたメイ子優勢の百合△関係を見守る回。
回想編の方は、今までよくわからなかった繭の母による高天原追放の本当の狙いやら、現在の「廃ゲーマー繭」の礎となった出来事などをネコマタのお鈴、柚子の友人の龍造寺可奈子といった新キャラを絡めて描いており、繭がいかにして「”地上の”ゲーマー無職神」となりえたかの欠けていたピースが次々と埋められていく内容となっています。
毎巻恒例の〜えくすとら〜では2011年7月から放送開始予定のアニメ版の宣伝をしているのですが、現在の日本経済の状況を考えるとあまり笑えないネタが展開されています。
どんなネタかは実際に手にとってお確かめください(笑)