先ずは当作品のDVDのジャケットをよ〜くご覧下さい。
猫目君・・・被り物です(笑)
この猫目小僧の造形に落胆した方は、この映画はご覧にならない方がよいかも知れません。
逆に少しでも「クスッ」とワロてしまった方は、ぜひ本編もご覧下さい。きっと楽しんでいただけると思いますよ!
楳図かずお先生原作の同名漫画から「妖怪肉玉」のエピソードを、『まだらの少女』に続き楳図作品は2度目となる井口昇監督が映像化。
原作は妖怪怪奇漫画で、とっても怖〜い怖〜い話の筈なのだが、この映画は全く怖くありません(きっぱり)。
が! 監督の井口テイストの【ちょっと笑えてキモくてエロチック】な部分と楳図テイストが絶妙に混ざりあって、
独特の世界観を持ったコメディー風の娯楽映画に仕上がってます。
なんでも井口監督は楳図先生の大ファンで、中でもこの猫目小僧に一番思い入れがある・・・のだそうです。
「そんなに思い入れがあるのなら被り物はともかく、あの猫目君の中年体型をどうにかしろよ」とツッコミたくなりますが、
そんなツッコミはこの映画では序の口。
上映の映画館では幾度となく爆笑や小笑いや失笑(?)が起こってました。
低予算を逆手にとった(のか?)手作り感覚溢れる画面には懐かしさを覚え、
それがアナログな猫目小僧の世界にとてもマッチしていてGOOD。
そしてそれが不思議とリアリティーを醸し出していて、猫目君や肉玉が人間と一緒の画面で動いていても違和感ないです。
子供の頃に見た『赤影』『ライオン丸』『猿の軍団』などの特撮TVを思い出しました。
竹中直人さんを初めとする個性的な役者さんたちもみなさんイイ味出しており、その味がより一層この映画を面白く濃い物にしています。
猫目君の造形はアレですが、肉玉やないない(←出るんですよォ!)の造形は、原作ファンとしても納得の出来ですよ。
猫目君のアテレコ役が誰なのかも楽しみにご覧ください。