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猫丸先輩の空論 (講談社文庫)
 
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猫丸先輩の空論 (講談社文庫) [文庫]

倉知 淳
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

年齢・職業ともに不詳の童顔探偵猫丸先輩が、日常を本格推理する!
イラストレーターの家のベランダに毎朝決まって置かれるペットボトル、交通事故現場に集結させられた無線タクシー、密室状態のテントの中で割れ、散乱していた7個のスイカ……などなど不可解で理不尽な謎がすらりと解かれる推理の極み6編。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

アパートのベランダに毎朝置かれる、水の入ったペットボトル。交通事故現場に集結する無線タクシー。密室状態のテント内で割れた七つのスイカ―誰が、なぜそんなことを?不可解な「本格」的状況を神出鬼没の童顔探偵・猫丸先輩がすらりと解決。その推理はますます冴えわたる!?人気シリーズ第2弾。

登録情報

  • 文庫: 448ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/9/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062761475
  • ISBN-13: 978-4062761475
  • 発売日: 2008/9/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 370,576位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ノホホンとした本格推理。たまには人が死なないお気楽探偵もイイ!, 2006/9/3
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正直、告白します!

表紙のパッケージにある猫丸先輩があまりにカワイクて買っちゃいました!!!

でもね、中身も秀逸♪

一般的に、本格推理小説というと、

「密室の中で人がバッタバッタと殺されていく」

というような「悲惨系」なお話が多いとおもうのですが、

本作は、めっちゃホノボノ♪

しかも、あんましヒトもしなないしね。

んで、猫丸先輩がイイアジだしてます。。まじで。

カワイイかとおもいきや、こやつ一筋縄ではいかぬ、なかなかな「猫野郎」でござります♪

推理小説は大好き、でも、あんまヒトが死ぬのはいやだという方(!?)

には超絶オススメです。

あたまの体操になりますぞよ♪
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 「日常の“謎”」を解く猫丸先輩登場!!, 2005/12/13
猫丸先輩の登場である。

ー「黒いぞろっとした上着を、だらしなく肩から引っかけた小さな身体。同様に小さな顔に、仔猫じみたまん丸の大きな目。長い前髪が眉の下までふっさりと垂れた、一見年齢不詳の童顔の小男」ー著者のメイン探偵役キャラクターだ。

彼は著者が倉知淳としてデビューする前に佐々木淳という筆名(本名?)で応募した、’93年、伝説の奇書『競作・五十円玉二十枚の謎』の「解答編<一般公募の部>」で「若竹賞」を受賞した短編ですでに主役を演じている。その後、デビュー作の連作短編集『日曜の夜は出たくない』、長編『過ぎ行く風はみどり色』、短編集『幻獣遁走曲』、『猫丸先輩の推測』、そして本書で活躍している。

彼はたぐいまれなするどい観察力と機知にとんだ洞察力で、後輩たちを煙に巻きながら、いわゆる「日常の謎」を解き明かしてゆく。

ミステリーには「日常の謎派」というサブジャンルがあり、北村薫がその元祖とされていて、加納朋子や若竹七海、光原百合などの諸作品がこれに属するとされているが、主人公は普通の女子学生だったりして、これほど人を喰ったエキセントリックな人物は他の「日常の謎派」の作品には現れない。

さて今回、本書で猫丸先輩が解き明かす「日常の謎」は、イラストレーターのアパートのベランダに毎朝決まって置かれるペットボトル、交通事故現場に次々と呼ばれる無線タクシー、密室状態のテントのなかで割れていた7つのスイカ、大喰いチャレンジ企画のステーキ屋から突然飛び出してしまった女子大生などなどである。

初期の頃の作品と比べるとその「日常の謎」の“どうでも良さ加減”が増してきて、緊迫感がやや欠けてきたような気がするが、今日も今日とて猫丸先輩の「日常の謎」の、あっと驚く、しかしなんか妙に納得してしまう解明はつづく・・・・。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 楽しい本だが、名手倉知淳にしては・・・・, 2005/9/28
猫丸先輩シリーズ最新作。犯罪性の薄い小事件を主にゲストキャラクターの視点で描く連作短編の形式に落ち着いてからは3冊目。前2冊がすばらしかっただけに、率直に言って期待はずれの1冊だった。全部の短編について、謎がほんの一捻り足らないのである。元々小さな謎だけに、それだけでひどくお粗末に見えてしまう。「子ねこを救え」が典型で、前提があからさまに独断的なだけに、猫丸先輩の推理でそれをひっくり返されてもさっぱい爽快感がない。
今回はそのため、むしろ謎解きよりもギャグのオチの方に気をとられてしまった。「とむらい自動車」「な、なつのこ」など、予想通りのお約束なオチだが、それでも結構楽しい。猫丸先輩のキャラクターにも磨きがかかっている。是非次回は捲土重来を期待したい。それとも、作者が小事件シリーズには飽きてしまって、初期のヘビーな傾向に戻る前触れなのだろうか。
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