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ココとクィラランの間柄は、両者が初めて出会った第1作「猫は手がかりを読む」では、やや他人行儀だったのが、本書ではずっと打ち解けたものになっている。このあたりの機微は、順番通りに読まないとわからないだろう。また本書では、2匹目のシャム猫のヤムヤムが、新たにファミリーに加わる顛末が描かれる。やはり、できたら順番通りに読んでほしいと思う。
犯人当ての推理物としては、やはり大した事はないと思う。だがそれでも、このシリーズには何とも言えぬ魅力があり、ココとクィラランに是非また会いたいという思いは、第1作を読み終わった時よりも強くなった。この思いがある限り、今後もこのシリーズを読み続けるだろう。また、ヤムヤムが次作以降、どのような役割を果たすのかも楽しみだ。
一般的なミステリーは、証拠やトリックを徐々に解いていって最後に犯人が分かる筋書き。
リリアンは面白い作風の書き手です。
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