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猫の大虐殺 (岩波現代文庫)
 
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猫の大虐殺 (岩波現代文庫) [文庫]

ロバート ダーントン , Robert Darnton , 海保 眞夫 , 鷲見 洋一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

史料の独特な解読が,謎につつまれた大革命に至るフランス社会のさまざまな階層の人々の精神と行動を生き生きと描きだし,社会史研究の最新の達成と評価される原書の中核的論文に,新稿を加えて編集したオリジナル版. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

一八世紀初頭のある日、パリの労働者街の猫がのこらず殺された、と記す印刷職人の手記は、何を物語るのか。史料の奥底に隠された大革命以前の人びとの心性に、わずかな手がかりをもとに犯人をつきとめる名探偵のような鮮やかな推理で迫る。社会史研究の先駆的達成と評価される原書から、中核的論文四本を抜粋して収録。著者自身による解説も兼ねた「第三版への序文」を付す。

登録情報

  • 文庫: 360ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2007/10/16)
  • ISBN-10: 4006001851
  • ISBN-13: 978-4006001858
  • 発売日: 2007/10/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
民衆の歴史学 2003/5/22
形式:新書
民族学の方法を歴史学に持ち込もうという歴史家の研究書。マザー・グースやルソーが大衆にどんな風に読まれ,また彼らはどんな日常を送っていたのか。限られた貴重な史料から解き明かされます。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
フランス18世紀の農民達に語り継がれた民話についの章「農民は民話をとおして告げ口する」で始まり次章「労働者の反乱」、「作家の身上書類を整理する一警部」、「「読者がルソーに応える」の四章から書かれているが、表題である”猫の大虐殺”は、「労働者の反乱」の章に書かれた話である。
いずれの話もなかなか面白く読んだのだが、やはり猫大虐殺の話を興味深く読んでしまった。
印刷工場徒弟の始めた悪戯から始まった猫狩り事件は、猫=権力者(貴族や有産階級など)と繋げて考えてしまった。
著者のロバート・ダーントンは、革命とは関係ないと書いていましたが、私にはこの事件が革命への兆しと捉えることもできると思えてしまった。
「作家の身上書類を整理する一警部」の章なども秘密警察捜査とも思えるから興味深く読んだ。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
中世フランスの社会事情を、史料を使って読み解く。
のだが、この読み方がどうにも個性的で大胆で、どこか推理小説じみてさえいる。

実証学のイメージの強い歴史学とは、ずいぶん趣が異なるが、読み物としてはけっこうおもしろい。

この本にはいくつかの論文がおさめられているが、やはりオススメは表題「猫の大虐殺」だろうか。
なんとも興味をそそられる題名である。
中世のフランスで、いったいなぜ、猫が大虐殺されたのか?
さて、それを著者はなんと読む?

フランスも中世も過去の常識もそれぞれがわからなすぎて、だからこそのおもしろさがある。
感覚的にタイムスリップできる(そしてとまどいを実感できる)本。
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