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11 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
猫を愛するとどうなるか … 結構うなずけるなぁ,
By トトロもしくはジャバザハット (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 猫の品格 (文春新書) (新書)
猫を本当に愛するとどうなるかということを、猫盲信者の立場でありながらここまで客観的に述べた本を未だかつて見たことがない。その意味で、本書は画期的だと思う。「口から棒出した20歳の猫」を冷静に描写している。これはもう、(人間の)死生観の領域に達している。自然体で書かれていることが素晴らしい。しみじみ感動できる。 ただ、アブサンと村松友視(の関係)についても触れてほしかった。きっと、青木るえかは彼らのことを全く評価していないんだろう、と善意で解釈しているが、ひょっとしたら彼女の視野は多少狭いのかも知れない。まあ、別に全方位外交してくれなくても構わないし、していないことこそが、自然体なのかも知れないが。 なお、「品格について云々すること自身が品格がない」という記述は全く同感。 ただし、「だから結局何が言いたいの?」と思ってしまう。猫好きの暇つぶし、を超えない本。まあ、それで十分、なんですけどね。 (と言いながら、実は、犬派の人に読んでもらって感想をお伺いしたいと思っているのですが)。
19 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
20歳の猫との付き合い方,
By
レビュー対象商品: 猫の品格 (文春新書) (新書)
我が家にも3匹、猫がいる。2匹は今世紀に入って間もない頃に、ダンボール箱に入って捨てられていたのを、私が拾ってきたもので、その当時は、さして深くもないそのダンボール箱から出るのが一苦労であったが、半年もすると、木登りをするようになった。もう1匹は昨年家内と夜に散歩した折に出会った野良猫で、餌をやったら、一飯の恩義に感じ入ったわけでもあるまいが、何故か家までついて来てしまった。勿論野良猫だから、体には触らせてくれなかったが、とにかく距離をとりながら、30分近い道のりを、家まで付いて来てしまった。後で獣医に見てもらったら、家に来たときは生後7ヶ月くらいだったようである。来てしばらくは先輩の2匹とは犬猿の仲であったが、当人はそんなことは全く気にしていない風情であった。今では3匹仲良く暮らしている。日本は高齢化社会に入って、老人の介護ということがよく問題になるが、猫も室内で飼われている場合はかなり長生きするので、この本で著者が20歳になった(人間で言えば100歳を越える)猫の話を面白おかしく書かれているのを見て、身につまされてしまった。猫は歯を磨かないので、20年も生きていれば、間違いなく歯槽膿漏になって、歯はすべて抜く必要がある。しかしそれでも食欲は衰えないから、色々な悲喜劇が起こることになる。猫を飼ったことのある人はわかっていると思うが、猫の口は、幼い頃は別として、かなり臭いのである。 猫好きの人は、本書を読んで、老猫の介護の問題について、考えていただきたい。他人事ではないのである。
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
猫好きだから許すが、内容は薄い,
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レビュー対象商品: 猫の品格 (文春新書) (新書)
前半の体験記から、著者が猫好きだということはとても伝わってくる。愛すべき猫好き。猫ってかわいいねー。 但し、本書は「品格」という流行りことばを自分の好きな「猫」と組合わせただけの安直な一冊。 軽めの文章はまさにブログ的だし、内容もその程度の雑文なので、 「品格」の部分に期待すると肩透かしにあうが、内容が薄い分あっという間に読める。 しかし、最終章の「猫の品格と人の品格」はいただけない。 品格の定義が著者の勝手な思い込みだけなので、読んでいて苦痛。 おそらく、このレヴューにたどり着く人は、(自分もそうなのだが)きっと猫好きが多いと思う。 だから本書の内容が薄っぺらでもそんなに嫌いにはなれないはず。
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